不思議と共存出来ている町というのがとても素敵で、心惹かれました。「潮煙」という名前の響きと漢字の組み合わせもときめいてしまいます。
　そんな世界観だからなのか、初めて鬼と出会った主人公の反応も、ちょっとびっくりしたという程度なのが面白いです。恐れ過ぎず、敬い過ぎず、少々変わった隣人くらいの距離感が良くて、鬼のお姉さんも心地いいんだろうなぁと思いました。
　最後の一展開で、色々想像を広げました。喫茶店を出禁にされているなんて、お姉さんは悪戯好きなのか、大食いなのか……あまり、悪すぎる理由が思い浮かばないのは、お姉さんの魅力によるところなのでしょう。

　最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました！

不思議なお話でした。
出禁にしても入りこんで、何をするつもりだったんでしょうね？