第2話 M9登庁
そしてとうとう情報を扱う、情報機関M9に登庁する。大西一馬は初出勤でスーツ姿を決めると、自分のデスクへ向かうのであった。出勤初日からいきなりハードな業務が待っていると覚悟していたので、どんな辛い役回りが来ても対処できるように準備はしているつもりであった。一応というか、情報機関はどういう部署かメディアを通して予習をしていたので、イメージは掴めているはずであった。
「大西君、すまないが監視カメラの解析を始めてくれないか。新人の君には、ここに慣れてもらう必要がある」
初めての仕事は地味な作業からであった。自分が活躍するとは思っていなかったが、上司である大山にどう思われているかが気になった。ゴマすりではないが、ホウレンソウは今でも通用するのであろうか。
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