第373話 マグロ御殿
新春の季節になると毎年やっているのがマグロ漁師ドキュメンタリー。
親父が大好きでよく見てたなぁ、と懐かしくなる。
「でもマグロ御殿ってすごいよね。マグロで御殿が建つなんて」
実際はそこまで儲かるばかりの仕事ではないらしいけど。
対するおくさんは引いてる顔。
「何その耐震性皆無な建材は」
「言うと思ったよ。マグロで建てるんじゃなくてマグロで稼いだお金で建てるの」
「じゃあ『ヘンゼルとグレーテル』の魔女は『ロ⚪︎テ』か『◯治』の社長じゃん!」
「お菓子の家はお菓子の家だよ……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます