第310話 刀狩り
たまに「修学旅行生だな」って集団を見掛けることがある。
お土産のお菓子を物色する制服集団を見ておくさんがボソッと。
「よく『お土産に木刀を買って先生に刀狩りされる』って言うじゃん」
「話には聞くね」
「刀狩りと言えば豊臣秀吉じゃん」
「ん? 既に話が逸れてきたぞ?」
「つまり刀じゃ秀吉に勝てなくて狩られるわけだから、武将の武器より強いセミオートのモデルガンとかにすれば没収を免れられる……?」
「と思う?」
「無理なら最悪、木刀と違って鞄に入れて隠せるサイズの……」
「発想がマフィアの武器密輸だから」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます