第113話 アレンジ
どっちがレトルトカレーを本格的にアレンジ出来るかバトルをしたことがある。
僕はニンニクを炒めてみたりスパイスを加えたりして概ね満足がいく仕上がりに出来たが、
「ふぅん。へへへ」
おくさん的には自身の勝利を確信出来るレベルだったようだ。
「じゃあ見せてもらおうか! 君の本格カレーを!」
「あい」
するとおくさんは、それはそれは本格的なふわとろオムライスを作り上げ、その上にレトルトカレーをどろりとかけた。
「あい、本格オムカレー」
「それはぎりぎりズルでしょ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます