第62話 時計
五分前行動とかって大事だよね。
あのおくさんだってそれは心掛けたいようだ。
我が家には複数の時計があるけど、早めの準備を心掛けたいおくさんの意思で
十分早く、七分早く、五分早く、三分早く、普通
という編成になっている。
「おくさん早く準備して」
「なぁに、まだたっぷりと時間が」
「それ三分だけ早いやつだから! そんなに余裕ないから!」
「あ、ドラマそろそろ始まるよ」
「は? それ十分早いやつだけど?」
「……」
「……」
結局僕らはスマフォで時間確認するようになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます