第27話 200万人突破記念凸待ち❷
さてと、次は誰だろうか..... でももしかしたらこれ以上は誰も来ずに配信が終える可能性も『私が来た!!』無かったみたいだ......
リリス『ラルク!昨日のコラボ以来ね!何かラルクが私を求めてますって目をしてたから来てあげたわ!』
どんな目だよ...... 某少年ジャ○プ漫画のヒーローみたいなセリフを言いながら来たのは、リリス先輩だったようだ.....
ラルク『まったく、、、香織先輩を怒らせちゃったじゃないですか!リリス先輩が余計な事を言わなければ、丸く収まったのかもしれないのぃ!』
リリス『何よ!私が悪いっての!?後輩が私の様な偉大なる先輩に生意気言っちゃダメなのよ!』
何て事だ..... 一体昨日のコラボまでの優しそうな先輩の面影はどこへやら。あの後の某レストランの影響がデカいな。
ラルク『暴論だ!大体昨日までの優しそうなリリス先輩はどこへ行ったんですか!?戻ってください!元の優しい先輩に!』
リリス『なっっ!』
[痴話喧嘩はやめてもろて]
[俺達は何を見せられてるんだ....!?]
[そういえばリリス、ラルクにくん付けるの辞めてるな。何かあったのかな?]
[単純に昨日のコラボで仲が深まったからじゃないの?]
[嫌、それは無いだろ。配信の最後までずっとリリスはラルクにくんを付けてたし。]
[じゃあ、その後に何かあったと考えるのが妥当だろうな。]
[処女厨発狂案件wwww]
[その話題は配信のチャット欄でしていいものじゃないだろ。]
[嫌、これぐらい別に良いだろ。]
リリス『ラ、ラルクくん?ごめんね、さっきまでは/// 私少し我を忘れてたみたいで....』
急に萌え声を出してきたリリス先輩。一体どういう意図があっての事なのだろうか?
ラルク『何ですか?いきなり.... 気持ち悪いですよ。』
リリス『こんのクソ後輩がァァァァァァァァァ!!!!』
さっきの鈴香とは比べ物にならないぐらいの声量に思わずびっくりして、椅子から転倒してしまう。
ラルク『わぁ!?』ドテッ
[転げ落ちてて草]
[でも流石に今の声量なら納得だな]
[イヤホン勢涙目wwww]
[何人か鼓膜破れて死んでてもおかしくない]
[あれはやばい()]
[椅子から転げ落ちるラルク可愛いw]
何とか起き上がった俺だが、リリス先輩が明らかに怒ってしまっている..... 仕方ない、こういう時は。
ラルク『す、、すいません(笑) リリス先輩、お詫びはパフェでどうですか?』
蓮夜さんから学んだ方法だ。『女の機嫌を損ねた時はパフェなどに誘ってあげるとすぐ機嫌が治るからオススメだぞ!』嫌、何教えてんだよ蓮夜さん......
リリス『ぱ、パフェ!?良いのね!?約束よ!絶対だからね!』
ラルク『分かりましたよ笑 5期生の皆と一緒に行きましょう。』
リリス『え、、』
何だかリリス先輩が落胆した様な気がしたのは気のせいだろうか.....
リリス『ラルクの馬鹿ァ!やっぱり嫌い!』
そう言って抜けて行ってしまった......
俺が何かしたのだろうか、どこにも怒る要素は無い筈なのだが。
[あーあ]
[女心ってもんをわかっちゃいないな(笑)]
[嫌、童貞のお前にも分からんやろ↑]
[残念だが、俺は卒業済みだ]
[何ぃ!?]
[詳しく聞かせろや。俺ら眷属の童貞同盟の掟を破ったからには相応の罰を受けてもらわなきゃな]
[だな、口を割らなければ拷問も視野に入れなければ]
[あれ?眷属ってこんな怖い集団だったけ?]
リリス・スカーレット/ririsu Scarlett🦇[パフェは私も行くから、後今度2人で行くとこも約束してくれるなら許してあげる]
ラルク『え、あぁ、良いですよ別に。じゃあ今度2人でも行きましょうか、リリス先輩。』
リリス・スカーレット/ririsu Scarlett🦇[♡]
さてこの♡にはどんな意味が込められているのだろうか、全然分からないが、とりあえず許して貰えられた様なので、良しとしよう。何故か眷属の皆が騒いでるが、無視だ無視。
どうやら次の人が来たみたいだ。
梨花『やっほー!ラルクくん喋るのははじめまして、かな?VLIVE2期生の十六夜梨花だよ〜!宜しくね!ラルクくん!』
どうやら十六夜せ『梨花』十六y『梨花』十))『梨花』i))『梨花』はぁ、何でこうもVLIVEのライバーの人達は思考を読んでくるのだろうか..... まさか超能力者だったり?もしかしてとある科学の超○磁砲の御坂○琴だったり、斉木楠雄の○難みたいな超能力を皆使えたりするのか!?
なんてくだらない思考に陥っているうちに、梨花先輩に返事をするのをすっかり忘れていたようだ。
ラルク『あ、すいません。梨花先輩、凸待ち来てくれてありがとうございます!!確かにこっちでは初めてですよね!こちらこそ宜しくお願いします!!』
梨花『えー!何か堅苦しくない?もっと気楽に行こーよ!』
気楽にか....
ラルク『確かに少し堅苦しかったかもなぁ。何かごめん(笑) てか何で凸待ち来てくれたんですか?正直俺なんかの凸待ちは来ても来なくても同じようなもんだと思うんですけど。』
梨花『あー!そういうの私好きじゃないな!堅苦しくない喋り方に変えてきたとこは評価するけど、自分の事を過小評価する人は嫌いかも!だからそういうのやめて欲しいかな。』
過小評価ねぇ..... 何か既視感あるな。
ラルク『分かりましたよ。過小評価してるつもりは無かったんですけど(笑)』
梨花『私から見たらしてるの!!あ、それより凸待ちに来た理由だっけ!それはね、私が一番最初に目をつけた後輩の筈なのに、他の子達に先を越されていくから、流石の私も痺れを切らして来ちゃったという訳さ!』
なるほど、確かに先輩で一番俺の配信を見に来てくれたのは梨花先輩だ。確かにそれなら納得はいく。
ラルク『なるほど、そういう事か.... 俺も梨花先輩とはいつかコラボとかしてみたいなって思ってたんですよね。』
コラボしてみたいとは本当に思ってたので嘘は言っていない。
梨花『ふふーん、そうだろうそうだろう。私とコラボしたいか..../// 確かコラボ枠再来週ぐらいに入ってたよね?』
ラルク『あぁ、入ってましたね。確か。少し楽しみにしてるんですよねぇ〜!』
梨花『少し?』
女性の人は怒ると目からハイライトが消える様な仕組みにでもなっているのだろうか。
ラルク『あ、あぁ、めっちゃ楽しみにしてますよ!ちょっとなんて、そんな訳ないじゃないですか(汗) あはは....』
[ラルクビビり散らかしててワロタ]
[可愛い]
[十六夜の圧は最高]
[その可愛い声で罵られながら踏まれたい]
[汚い大人やで!]
梨花『だよね!私とのコラボがちょっとだなんて冗談言うからびっくりしちゃった(笑) じゃ私も楽しみにしてるからね〜!あ、ついでにパフェ私も着いていくからね』『え?ちょ』『ばいばーい!』そう言って呼び止めようとするも無視して抜けていった梨花先輩.....
ラルク『はぁ、俺どんだけパフェ奢れば良いんだよ。俺の財布がすっからかんになりそうな予感がする。』
俺が現実(リアル)でがっかりするポーズをすると仮想(バーチャル)の方の俺もがっかりしたポーズになる。
次の人は.... 大体予想はつくが。
アリス『こんアリス!VLIVE所属3期生のアイドル美少女アリスちゃんだよ〜!ラルクくん宜しくね!!』
今度はアリス先輩の様だ。
[おぉ!アリスだ!]
[アリスちゃんきたー!!]
[こんアリス〜!]
[こんアリス!]
[美少女だ....!!]
[やっぱ可愛すぎる!]
ラルク『アリス先輩!凸待ち来てくれてありがとうございます。梨花先輩に続いてアリス先輩まで来てくれるとは!大物先輩揃いで流石の俺も緊張しちゃいますよ(笑)』
アリス『もう〜、ラルクくん緊張しなくて良いよ別に(笑) 私は絡みやすい美少女先輩というスローガンを掲げてVtuber活動やってるんだから!もっとラルクくんにも気軽に絡んできて欲しいなぁ〜。』
ラルク『気軽に絡んで良い存在じゃないですよ!アリス先輩は。 ところでアリス先輩は何で凸待ち来てくれたんですか?梨花先輩と同じく結構最初の方から見てくれてたみたいですけど。』
アリス『あぁ〜、単純に面白そうな後輩だったからかな.... 大分絡める様になるまで時間が掛かっちゃったけどね(笑) 全然機会がなくてさ。』
ラルク『あ〜、なるほどです。にしてもアリス先輩って喋るの上手いですよね。この前切り抜き動画見てみましたけど、凄いトーク力で正直びっくりしましたもん(笑)』
ついこの前おすすめに出てきたとある切り抜き動画で400万回も再生されていたから気になって見てみたらアリス先輩の切り抜き動画だった様で、リスナーのチャットへの返しや、他のライバーとの会話などが凄い上手かった印象が今でも残っているのだ。俺とは真反対だな.....
アリス『えー!私の切り抜き動画見てくれたんだぁ!ありがとう!あ、ところでパフェ私も行っていいかな!別に奢ってくれなくても良いからさ、楽しそうだから行きたいんだけど、良い?』
多分断っても来る気満々だろう....
ラルク『非常にめんどくさいですが、断っても無駄そうなので良いですよ。』
アリス『あー!ひどいよ!それは!こんな美少女がお願いしてるのに!こういう時男なら全然良いよって言って受け入れてくれるもんでしょ、普通!』
[そうだよラルク]
[ラルクには俺からモテる男100を伝授してあげた方が良さそうだ]
[いらねぇよ]
[アリスちゃん可愛い]
ラルク『俺は普通なんて知りません。』
アリス『はぁ..... ま、良いけどさ!じゃ私はここら辺で居なくなるとしますかね!パフェの件約束だよ!じゃさらば!』
何故集団でパフェを食べに行かなければならないのだろう。神は相当俺の事が嫌いらしい。高スペックの代償に世の中の不幸という不幸が俺に集まっているのではないか。何故こうもめんどくさい事ばかり連続して俺の元に降り掛かってくるのか.... 不幸だ。
その後はクレア先輩とるる先輩と深雪先輩がが来てくれて、配信は終えた。
結局香織先輩もクレア先輩もるる先輩も深雪先輩にもパフェを奢ることになり、俺の当初の凸待ち0人目標からは考えられない程の大人数でパフェを食べに行く事になってしまった。
そもそも俺パフェそんな好きじゃないんだけどな....
【Minecraft】200万人記念凸待ち。目指せ凸待ち0人【VLIVE/ラルク】
786万回視聴 2時間前に配信済み
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ラルク/RARUKU
チャンネル登録者数285万
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コメント 16.2万
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