第21話 リリス先輩とコラボしたい
和人『さーて、配信は終わっちゃったし、何しよっかなぁ〜。あ!そういえばリリス先輩気になってたんだよなぁ。少し配信とか覗いてみようかなぁ。』
そんな感じで、YouTubeを開きリリス・スカーレットと打ち込むとトップにチャンネルが出てきた。
リリス・スカーレット/ririsu Scarlett
チャンネル登録者数548万人・534本の動画
VLIVE3期生の吸血鬼Vtu 〉
予想通り登録者は多いな。立ち絵の方は俺の左右非対称の色をしたオッドアイの目とは違い、両方美しい紅色の目をしており、透き通るような銀と紫が混じり合った様な色をしたサラリとした髪も特徴的なまさに.....とこれ以上は話が長くなるので、簡潔にまとめると小学生並みの身長をした可愛いロリ吸血鬼だ..... ホラーゲームの配信をやってるみたいだ。少し見てみるか。
その後リリス先輩が配信を終えた頃に俺も気になって時計を見ると2時間以上も経っている事に驚いた。もう22時を回ってるって、俺どんだけ見てたんだよ......
とりあえずTwitterのDMの方に凸らせて貰いますか!コラボの話とか初めてだからどう切り出して良いか迷うな....... まぁ適当で良いか。
◇TwitterのDM
ラルク『あの、リリス先輩今お時間宜しいでしょうか?』
そう送るとすぐ既読が付いた。
リリス『何かな!ラルクくん!?あ、時間は大丈夫だよ!』
何故か、凄い驚いてる様だがまぁ仕方もない事だろう。いきなり今まで関わった事もない後輩からいきなりDMが来るのだ。驚くのも仕方がない。
ラルク『コラボの件で話をしたいなと......』
リリス『ふぇ!?えぇ!?こ、コラボ!?』
大分驚いてる様だ...... だがまぁそれも仕k))【同じような勘違いが続くのでカットォォォ!】
ラルク『実はそろそろ先輩方とコラボしたいなと思っていて、今日の雑談配信でも俺とコラボしたいと言っていたので、リリス先輩がもし良ければ俺とコラボして欲しいなと....』
◇視点変更
私は今焦っている。何故なら大好きな大好きなラルクくん..... 嫌和人くんからコラボのお誘いが来たからだ。だけど、何故私が和人くんにこんなに惚れてるかには、秘密がある。
それは.......
ラルク『ところで、どうですかね?』
あ!あ/// へ、返事しないと!
リリス『ももも勿論大丈夫ですす!!』
焦って打った為ヘンテコな文章になってしまった!?ど、どうしよ!こんなんじゃ和人くんに嫌われてしまうかもしれない!!
ラルク『そうですか!ありがとうございます!コラボの詳しい事などはマネージャーの方を通させて貰いますので宜しくお願いします!!!』
リリス『わ、分かりました!!』
な、何とか返事は出来た。嫌われてない...... と信じたい。それより、、、
和人くんとコラボをする事になってしまった.......
やったァァァァァァァァァ!!!! 心の中でガッツポーズを決める。
ついその事実に顔の方ががニヤけてしまうが、、すぐにいつもの顔に戻す。
リリス『せっかく和人くんとコラボ出来ることになった訳だし!色々と頑張らなきゃ!もしかしたらリアルの方でも会えるかもしれないし/// そ、その時は....』
そんな事を言いながら和人くんと会った時に何を話そうか、何をしようかと、妄想が膨らんでいく私なのであった。
◇視点変更
和人『ふぅ..... リリス先輩と何とかコラボのオッケー貰った事だし、とりあえずこれで大丈夫っと!じゃA○EXでもやろーっと!!』
その後は朝まで和人はA○EXをやり続けたという。
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