コロナワクチン二回目接種したけどその日は大した副反応なかったから「なんだ余裕じゃん世間の連中騒ぎすぎ」とか思ってナメてたら翌日高熱、頭痛、関節痛の副反応フルコンボ喰らって見事にわからせられちゃった!

 どうも、熊ノ翁です。

 先日コロナワクチンの接種二回目を終えまして。

 タイトルの通り、なんか色々と布団の中でゴロゴロしながらもだえ苦しんでました。


 まあなので本日はその時の事でも一つ語っていこうかなと。

 どうぞ皆様、ご笑覧いただければ幸いです。


 ワクチン接種初日について。

 熊は仕事帰りに渋谷の接種会場でコロナワクチンの注射を受けてきました。


 いや、凄いですね渋谷。

 行き交う人たちが凄いおしゃれ。

 熊は東京では上野、赤羽、神田、小岩あたりはよく駅降りて街中フラフラ徘徊してまして。

 その度に街灯の灯に引き寄せられる羽虫の如く赤ちょうちんに吸い寄せられてのれんをくぐってるわけですがな。

 なんか全然違うの。

 おしゃれ具合だと上野を歩く人達も割とストリートファッションこだわられてる方が多くておしゃれなんですけどな。


 渋谷はなんかちょっと方向性が違いますよな。

「はえー皆さんお洒落やなぁ。どこがどうお洒落なんかようわからんけど」

 と、動物園のクジャクコーナーに手違いでブチ込まれたカラスのような気分で眺めておりました。


 それはさておき、注射です。

 熊は渋谷のウェルネストクリニックさんのトコでモデルナ製のコロナワクチンを受けてきました。

 接種時間は午後5時です。

 待ち時間は大してありませんでしたね。


 流れとしてはこんな感じ。

 書類書いて、5分かそこら並んで、注射して、ショック症状出ないか確認するために15分待機して、何も無かったら終了。

 待機時間込みでも30分位だったかなぁ。

 タイミングもあるんでしょうが、熊の時はかなりスムーズでしたな。

 待機時間中にTwitterで「うひょひょ、これで熊もモデルナアームになってシュワちゃんの腕みたいになるんや!」とかナメたツイートしてたのを覚えてます。


 注射については、熊は刺すところは怖いので見ない派なんですがな。

 いつ打たれたのがわからん位ウデの良い方にあたりました。

「はい、終わりましたよー」と言われて絆創膏貼ってもらったんですが、マジに打たれた感覚が無くて、ちゃんと打ってもらえたのか本気で疑ってしまったり。

 まあ、その疑念は翌日嫌というほど味合わされる熱、頭痛、関節痛の副反応三連コンボによって払拭されるわけですが。

 疑ってごめんなさい。


 で、家に帰ってゴロゴロしながらスマホでトムクルーズ出てる昔の映画見て「あー熊もトムクルーズみてぇな超絶勝ち組マイノリティになりてぇな。でもそんなんミッションインポッシブルだろうしなぁ。なんという格差社会! おのれトムクルーズめ! ファッキン資本主義! All You Need Is Killッッ!」

 等と副反応で脳がやられたような事を考えてたわけですが、その日はいつものように頭がおかしい以外には大した副反応は見られませんでした。

 多少腕が腫れた位でしょうか。

 熱もそこまで出なかったです。

「何だ大した事ね―じゃん。世間の連中騒ぎすぎなんだよみっともねーな」

 と思いながら眠りについて、翌朝。


 ものの見事にわからせられました。

 めまいでロクに動けんくらいの高熱に、何故かピンポイントで痛む左足首アキレス腱。

 ワクチン接種後13時間めにして、世間の皆様が何故ここまで騒いでんのか嫌と言うほど思い知らされました。


「どうせ使う事ね―だろーなー」と思いながらも用意していた解熱剤を速攻で呑みこみ、布団被って籠城戦です。

 幸いな事にこの時点ではそこまで頭痛もありませんでしたので、熱と謎のアキレス腱の痛みこそあったものの布団の中で映画を見て時間潰す分には問題はありませんでした。

 この時見てた映画はハリソンフォード主演の「今そこにある危機」で、副反応で絶賛危機に瀕している熊が見るのは何のギャグなんだろうとか思いながら映画鑑賞してました。

 あとは「あー熊もハリソンフォードみてぇな以下略。なんという格差社会以下略。おのれハリソンフォードめ以下略。ファッキン資本主義以下略」等と熱で茹だった頭で茹だった事を考えてました。


 薬の効果もあってかとにかく眠く、映画も見るには見れるのですが30分位見ては寝て見ては寝ての繰り返しで、見終えるのに時間がやたらと掛かりました。

 関節痛については、痛む場所はあまり一定でなく左足首のアキレス腱の痛みも唐突に収まったかと思えば代わりに右足小指関節がタンスの角にぶつけたみたいに痛んだりとちょっとわけのわからない痛み方でしたね。まあこれは熊個人の症状なのであまり一般的では無いかもしれません。


 そして。

 これも熱が出てりゃ当然の話なんでしょうが、昼になっても食欲がまるで湧きませんでした。

 熊が今回ワクチン接種を迎えるにあたり用意した主な食料は、うどん乾麺、ファミマのグリルチキン、かまぼこ、というよくわからないラインナップなわけでしたが、結局どうにか熊が買ってきたものの中で食べられたのはかまぼこだけ。

 マジに固形物食う気になりませんでした。


 前日に職場の同僚からウィダーインゼリーを2つ貰っていたんですが、これが無ければ詰んでました。

 熊が副反応でぶっ倒れてる間、結局マトモに口に出来たのは、かまぼこ1つとウィダーだけです。


 熱が収まってきたのはワクチン接種してから大体30時間が経過した辺りなのですが、実はそれからが一番キツかったです。


 その理由は、頭痛。

 熱が下がってくると同時に頭痛が悪化し始め、眼球の奥を針でぶっ刺されるような痛みが現れ始めました。

 とても映画なんぞ見れません。


 この時は丁度名作コメディ映画の「ブリジットジョーンズの日記」を見てたのですが、もう本当にマトモに画面が見れませんでした。

 画面から目に入る光がまるで眼球を焼くように感じられて、とても映画鑑賞など出来る状態では無かったことを覚えてます。

 なんかひたすら布団の中で呻いてました。

 副反応の途中経過がどんな感じかちょこちょこTwitterに挙げていたのですが、それもこの「ブリジットジョーンズ見てるけど頭痛がやべぇ」という内容のツイートを最後にその日は途絶えています。

 もう本気で何もできませんでした。


 ですが、明けない夜はありません。

 呻いて眠って起きてを繰り返し、また一夜明けてワクチン接種から40時間後。

 急に身体が軽くなりました。


 風邪が治った時特有の、起きたら汗びっしょりで気分爽快になってる例のアレ。

 多少の頭痛は残っていたものの、それでも前日とは比べ物にならないほどの身体の軽さです。


 そう。

 約40時間の長きにわたる副反応との戦いは、ここに終結したのです。


 熊がまず最初にやったことは家族や職場への連絡よりも何よりも先にまずTwitterでの報告だったのは言うまでもありません。


 いや、なんつーか思ったより時間かかりましたな。

 大抵の人が48時間以内で副反応は収まるとは聞いてはいましたが、正直こんなもん一晩寝りゃあ治るやろ、と舐めプしてた熊は舐めてた分だけ苦しみました。

 ワクチンについては皆様色んなスタンスや考えをお持ちの方がいらっしゃるかとは思いますが、接種される方はとりあえず食べ物用意する際はゼリー系の物を熊からはお勧めしときます。

 固形物はかなり気合の入った方で無いと厳しいかと。


 あと布団の中でソシャゲするならオートプレイ機能付きの奴推奨な。

 それこそ画面見なくてもできるような奴。


 それでは!

 次ワクチン接種をなさる方、グッドラック!



コロナワクチン二回目接種したけどその日は大した副反応なかったから「なんだ余裕じゃん世間の連中騒ぎすぎ」とか思ってナメてたら翌日高熱、頭痛、関節痛の副反応フルコンボ喰らって見事にわからせられちゃった!……END

執筆日、2021年10月17日



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