絶対王政
この教室は絶対王政
王冠を持つ私のためにある
趣味も学力も芸術も全て
私と揃えるための材料
そこの奴隷が白々しく見ている
不敬極まりない行為
私の意思に歯向かうなんて
余程お食事になりたいようね
私に何を捧げようが
私をどれだけ愛そうが
一度私が手を叩けば
貴方はただの具材
他の奴らと意見を合わせて
私のために使えなさい
友達なんて生温い
そんなものは要らないわ
今日は誰を食そうかしら
真っ白なあの子がいいかしら
いやでも純白すぎると
地味で逆に汚い美味じゃない
そこの丁度よく黒い貴方が
今日の具材よ
何?不満でもあるの
言ってみなさい
私をどれだけ嫌おうが
私をどれだけ妬もうが
一度王冠を渡した
貴方達の仕業だろ
他の奴らと企み
私を貶めんとする
奴隷でも生温い茶番
家畜としてあげる
いや、誰なのいつの間に
王冠を城から奪った奴
私の頭に乗るのは
王冠ではなくて獣の耳
私が何を捧げようが
私がどれだけ愛そうが
一度貴方が手を叩けば
私達はただの具材
他の人と意見合わせて
貴方様に仕えます
友達なんて生温い...?
そんなこと.......あったっけ
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