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  • 観念の重要性についてへの応援コメント

    とても共感が持てて、自分の中で抱えていた疑問が一つ解けた気がします。ロボットに音楽が作れるのか、という。
    僕は音楽に関して強いこだわりがある方ですが、音楽というのは一つの多文化の様相であって、しかもそれぞれ一定の集団に属するともいえど、複数の集団に属する者もいるし、インスパイアもしくはパクリもあるがそれでも曲ごとに世界に一つだけの花である。
    今のテクノロジーではAIが自然な音楽を作れるようになりました。諸楽曲の分析を用いて行うそうです。ただ、奇抜さを見出すことはとても難しいでしょう。すでに常識になった奇抜さならいくらでも見つけられるでしょうが、新たな楽器の合成に関しての試行錯誤は、直接感想を持つことができる人間の方が相応しいでしょう。
    嫌いな曲になりますが、『恋のミクル伝説』とかこういう曲をAIはアイデアがなかった時代では作れるでしょうかね?
    よく、鉄壁の定石の防御と、激烈な開拓の攻撃が戦って、攻める側が勝つという話がありますが、なんか見飽きた所もありますが、人間は古きに縛られたらもうオシマイだと常に思ってるんですかね?

    作者からの返信

     「恋のミクル伝説」なんといいますか...この手の曲は平生聞かぬものですからある種の奇抜さは感ぜられましたものの、さて...という具合です。
     さて、音楽とは作者の主観から出で、客観を介在し(環境)、聞き手の主観に到達するという構図で表せるでしょう。また、人工知能が作った音楽とは客観から出で、客観を介在し、主観に到達するという構図です。そうして私は奇抜さというものは畢竟は聞き手の主観、および介在する環境によるものが大きいのではないかと思われます。つまり、介在する環境において同じような奇抜さのあるものが充満されたとしても、やがてはそういったものが俗物と呼ばれるようになってしまうことにより奇抜さが損なわれるような場合(逆も然り)。あるいは自身の中でそう言った現象が起こることもあるでしょう。このことからも主観が創ったものであれ、客観が造ったものであれ、あなたが仰せるように難しいとか、相応しいとか、そういう比較しかしえないものであると思います。まぁ、人間相手に商売をすることになる。つまりは人間様受けの良いものを創ろうというシステムにさせれば少しはその難しさは下がると思います(自然な曲を作れる段階にありますから)。そうしてその発展形として奇抜さもある程度は造れるものになるのかもしれません。 

     一盃口さんの広告についての評論も読ませていただいているところですが、実を言えば地理も歴史も経済学も全くの専門外、というより本腰を入れて社会学系を勉強したことがないものですから非常に勉強になります。

     人間は古きに縛られたらもうオシマイかということですが、これに関しては自説がありますゆえ少し長くなりますね。良ければkazaki20010610@gmail.comに連絡ください。