第25話 5年後

「5年後かな、幸せでした」


『最高だよね』


「そうだよね」


『そこで新しい人生見つかっちゃったから』


『話し相手できるわ』


『落ち着いて2人で稼いで』


「家買って持ち家でちっちゃい農家だから」


「めちゃめっちゃ幸せだなぁ、これ」


「途中で誠さん(夫)の超激似の騎士の人が出てきたのに無視しているやん!」


『私、全く知らない人だもの』


「似てたのだったら何か、ちょっと声かけてみたりとか」


『ない』


「ないの?」


『似ててもない!』


「そっか、じゃあ5年で子供を2人いましたと」


「娘と息子がいました、ってときに所帯を持ってますので農家の夫と場所を借りて」


「つつましく仕事、生活していました。よかったと。」


 この時点で、彼女から帰還できる夫への行動はしない。

 祖母は86歳、若返り転移によって20歳まで戻れば、若い人生から60年以上また楽しむことができる。

 実質、この家族四人暮らしがハッピーエンドとして結末を迎えた事にしよう。


 ここからはネタばらしの時間。

 仕方がないので、オチと設定を公開するために、世界かれらを動かすことにする。

 遊戯王ゲームマスター特権チートスキル設定崩壊ルールブレイクから護衛騎士の彼を連行サイミンチートして握手させれば良いのだ!

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