このエピソードを読む
2022年1月2日 15:16 編集済
ごきげんよう、紅藤さまの仰っているのは、自分を律する行動基準が、常にブレずに発動させることができるか否か、ということですね。社会人は、時として己の立場、持てる責任、行動目標や利害関係に縛られ、逆に言えばそれを常に堅持しつつ行動することを求められますけれど、それらの行動に関する根底はやっぱり自分の持つ価値基準に基づいていなければ、ただの操り人形になってしまいますものね。きっと紅藤さまはあの会議の席上、灰高さんとのやりとりで、一瞬それらを忘れてしまったのではないか、という反省や振り返りがあったからこそ、島崎くんにもこんな考え方を教授したのかもしれませんね。第二章の終わりからこの第三章の冒頭にかけて、島崎くんが成長する過程が描かれる予感、とても楽しみです。
作者からの返信
斑猫です。 そうですね、紅藤様は自分の行動基準が常にブレずに発動できるかどうかについて教えたかった感じですね。その上で、きちんと善悪に則って判断が出来たかも伝えたかったのだと思います。 ちなみに灰高様とのやり取りは紅藤様もかなり気にしている模様です。特に冷静な義姉が傍にいるので、余計に自分の軽薄さが浮き彫りになったと感じているのかもしれません。 島崎君の成長を楽しみにしていただいて幸いです。実は第七幕でも彼には試練を味わってもらおうと思っている最中です(笑)
編集済
ごきげんよう、紅藤さまの仰っているのは、自分を律する行動基準が、常にブレずに発動させることができるか否か、ということですね。
社会人は、時として己の立場、持てる責任、行動目標や利害関係に縛られ、逆に言えばそれを常に堅持しつつ行動することを求められますけれど、それらの行動に関する根底はやっぱり自分の持つ価値基準に基づいていなければ、ただの操り人形になってしまいますものね。
きっと紅藤さまはあの会議の席上、灰高さんとのやりとりで、一瞬それらを忘れてしまったのではないか、という反省や振り返りがあったからこそ、島崎くんにもこんな考え方を教授したのかもしれませんね。
第二章の終わりからこの第三章の冒頭にかけて、島崎くんが成長する過程が描かれる予感、とても楽しみです。
作者からの返信
斑猫です。
そうですね、紅藤様は自分の行動基準が常にブレずに発動できるかどうかについて教えたかった感じですね。その上で、きちんと善悪に則って判断が出来たかも伝えたかったのだと思います。
ちなみに灰高様とのやり取りは紅藤様もかなり気にしている模様です。特に冷静な義姉が傍にいるので、余計に自分の軽薄さが浮き彫りになったと感じているのかもしれません。
島崎君の成長を楽しみにしていただいて幸いです。実は第七幕でも彼には試練を味わってもらおうと思っている最中です(笑)