最後の黒の王 黄金の時間

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

第1話 最初の出来事

少年の姿の黒の王アーシュ 彼が見た悪夢、それは残酷な悪夢だった 予知夢だった

洞窟の呪い魔法の水晶群の中で、八年の責め苦の後にもがき苦しんで 自分自身の死が訪れる


真夜中のそれは深夜の時間


ここは黒の王宮の一室 主(あるじ)の部屋

少年の姿をした 長い耳が特徴の黒の王・火竜王(サラマンデイア)アーシュランの部屋


赤の火焔の王 赤い 深紅の瞳の持ち主

特製の最高級な柔らかな毛布に包まれ 静かに癒しの時間の中にいたが

「ううん・・」寝返りをうつ、眠っている少年王のアーシュ


薄っすらと開いた瞳は いつもの焔色の瞳でなく黄金の金の色


再び 彼、通称アーシュ、アーシュランは目を閉じる

そのまま深い眠りへと誘われる 夢の中へと深く意識はそのまま沈んでゆく

そう、彼をいざなうのは残酷な悲劇の予知夢


それは、決して見るべきではないもの デープ・スロープする その先にあるのは

残酷で過酷な・・・未来の予兆・・・彼の終末の悪夢



彼、アーシュ、アーシュランは鎧を纏い 大人の姿のアーシュは激しい長い戦いの中

激戦に 血まみれに傷だらけになりながら 剣を振るい 魔法の呪文を何度も唱える

「炎! 焔の柱! 敵を焼き尽くせ!」アーシュが火焔、炎の魔法攻撃を放つ


「ぎやああ!」「うわああ!あ、熱い、熱いい」 多くの敵が炎に包まれ 焼け死ぬ・・


血、辺り一面を染める赤い血の海に殺害された死体の山と燃え上がる炎

其処では血の臭いに加えて、焼け焦げる人の肉の嫌な臭い人々の怒声に悲鳴が絶え間ない

戦場での惨劇が辺り一面で其処では果てしなく繰り広げられていた


王、黒の王アーシュラン、アーシュの猛攻が敵に向かって、続く

だがそこに・・次々と恐れを知らぬ 

敵の大群が襲いかかる 中には 魔法の呪文を唱える者も・・





21・12・29,30~

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