皆さんは職場の人間関係のせいで、仕事を辞めたくなったことあるでしょうか。
この作品では、(控えめに言って)ちょっと変わった人たちのせいで大変な目に遭ってしまう、作者さんの実体験が語られています。
どんな大変な目に遭うのかというと、仕事が上手くいったら文句を言われ、風邪をひいて休んだら嫌味を言われ……という理不尽なもの。
それも一人ではなく、問題な人たちが数人いるのですから、逃げ出した方がいいような気もします。
しかしここでめげないのが作者さん。果敢にも、この職場にいる問題な人たちの攻略に挑んでいきます。そして、大変なのに文章も作者さんのエッセンスが振りかけられているので、つい笑ってしまうのがこの作品の魅力です。
そして努力が実り、一人の攻略に成功するのですが、そのあと別の人が豹変してしまうのです。それが「カメレオン」なのですが、果たして作者さんはどうなってしまうのでしょうか。
気になった方は読んでみてほしいなと思いますし、もし同じように悩んでいる人の話を読むと気持ちが軽くなるかもしれません。もちろん、必ずしもそうなるとは言えないのですが、文章から伝わってくる作者さんの明るさに救われるように思います。