2022年 1月1日。
親愛なる君へ。
こんばんは。
君に一番最初に手紙を書いたのが2019年。
時間が経つのは本当に早いものですね。
無駄に過ごしてしまったのでは……と、たまに怖くなる程です。
でも、無駄と思える瞬間ですら、どこか何かを信じたくなる私もいたりして、相変わらずグラグラのゆらゆらです。
変わりたいような、変わりたくないような。
いつだって、堂々巡りです。
君の方はどうですか?
ゆるく優しい時間を過ごしていますか?
相変わらずどうしようもない私を小さく笑ってくれるでしょうか。
甘いものは大好きなのにチョコパイは苦手な君。
待ち合わせ場所に毎度10分前には来ているのに、何故か私より遅く現れる君。
眠くなると子供みたいに少し不機嫌になる君。
そんな時、私も君のことを「どうしようもないなぁ」と笑っていました。
私達は全く違う。
それでいて、似た者同士でしたね。
だからこそ、君には話したいことがいつも溢れているのです。
また君に話しかけるみたいに手紙を書いてもいいでしょうか?
例え届くことはなくても、
毎日祈っています。
明日も君にとって、
ゆるく優しく楽しい1日に
なりますように。
おやすみなさい。
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