応援コメント

1/9 物語は歴史ではない」への応援コメント

  •  それでよいと思われます。事実しか書いていけない、となれば芸術文化の発展ももっと遅れたでしょうに。まぁ、学術として歴史をやる場合は別だと思いますがね。

    作者からの返信

     それは大いにありますね。ウクライナ情勢では、その文学性と実証性が対立してしまったと思います。

     たぶん僕はキュビズムがいかに優れているか永遠に理解できないと思うのですが、アンチ写実主義が実行した様々な文化を僕は評価してます。特に露骨なのが、太宰治の『駆け込み訴え』(送り仮名にズレ? 裏切りのユダを述べた作品)です。現代人のリアリスト(子どもかもしれない)が見る冷めた視点を彼らしく文学に仕上げたものです。

  • 彼らの豪華な生活や勇ましい戦いを陰から支えていたのは多くの庶民です。戦いになれば雑兵として駆り出され、略奪され、侵された庶民の事が書かれてないのは、歴史が権力者の道具であった証拠でしょうね。
    ”歴史は権力者の道具”なんだという認識が歴史学者に無いのは嘆かわしいことです。

    作者からの返信

     文学作品に庶民が出ることは本当にありませんからね……しかも賤民にまでなばもう、
     あ、でもその史料解釈については『現代史を学ぶ』などで色々厳格にすべきとは指摘されていますのでご安心を。あと、前にやった共通テスト演習(何かは忘れましたが)で藤原実資の『小右記』は道長の政敵だから誇張したかもしれないと答えさせられましたし。

     庶民が識字できて、日記を書ければそれは変わるのですがね。なんにせよ漢字は難しいので。あと紙も高いですね、
     一番画期的な資料は一遍上人絵伝でしょうかね。

     今は幸い、教科書が大量印刷され、さらに授業ノートが毎年とんでもない数作られるので考古学に持ち込まれてもどうにかなりそうですが。