1/5 ナショナリズムへの嫌悪に対し

民主主義と、グローバル化によってかえって膨張したナショナリズムは、両立するとは思う。俺は嫌ってはいるが、百田尚樹も、自称インフルエンサーとして愛国者として国政を良くするとは言うからね。

 保護貿易政策も、世界的に望ましいことではないが、民主主義が腐敗せずとも長期的な国民の幸福のために的確に遂行される。

 保護貿易と、積極外交と、ナショナリズムは、なぜか三位一体にされるけど、それはでっち上げかもしれない。飲酒解禁と、金融契約と、ギャンブル解禁と伝統的な成人年齢が二十歳で全て統一しているのと同様で、本来は関連性が薄いものを三位一体にして、簡潔に見せるだけのように。

 まあ、その簡潔さと三位一体の政策の見栄えの良さが支持されるんだけどね。で、こうした時に、その見かけの雰囲気の良さで支持に回った人が多数派だったら、たしかに民主主義の劣化になる。


 補:もちろん、脊髄反射で嫌悪して、言うこと全て非難する程嫌ってないし、色々な世界での事件の情報を伝えてくれて参考になる、とは思うが、僕は百田尚樹が嫌いである。ひとことで言えばミーハー。過激派。あとは良心が嫌っている。ただし、明確に彼のどこがまずいかは僕はまだ発見していない。

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