第34話 勝ちようのない戦い!

救援要請に応じて現場に急行したのだが

敵はゴブリンやコボルトだけではなく

【大きなトロール】までいた!


最初は優勢に働き

下位種族は倒して

皆で団結すればトロール1匹なら倒せる!


襲われていた要人の貴族のような方の

救助は成功するが



トロールにトドメを刺そうとしたところで!


「うちの使用人に何てことをしてくれる」

鬼の怪物のオーガを引き連れた

人型の鬼 鬼人族が現れる


強大な力を持ち神通力すら使えて

神や悪魔に匹敵する

力を持つ


鬼の最終形態


「そのものどもがうちらの神域を

汚したのが悪い!」


祭壇で小便をして逃げおった!


その場に居るジグルズは既に勝ち目はなく

全滅の恐れすらあることはわかっている


オーガですら手に負えないのに

それの上位種など勝てる気がしない!


「うちらは無関係なので撤収する!」

「それでいいか?」


「残ったものを殺せば良い!」

残酷な見捨てて仲間を守る判断!


受け答えは

「無駄な殺傷をする気はない!」

すぐに立ち去れ!


物事が丸く収まったと思ったら

アリステラが飛び降りて1人残り

舌戦を挑む!



小柄な少女にメイスを突きつけられて

苦笑いする 鬼人族の男


「何か用かな?お嬢さん」

「あまり舐めた真似はしない方がいい!」


「私は助けを求めてきたこの人たちを守ります!」


「それは義務か?」

「義理人情か?」


「私がそうしたいと思ったからです!」


「悪いことをしたものは罰を受けるべきとは

思わないのか?」


「その意見は正しいと思うし否定しませんが」

「あなた方にも問題があります!」



「ほう面白い、筋が通ってない

理論破綻の意見なら死んでもらう

それで良いな!」


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