第1話への応援コメント
60年以上も前の田舎の風景を想い起させてもらいました。
夏になると必ず縁台(田舎では涼み台といいました)で将棋をさす風景がありました。
岡目八目、見物の人がああだこうだと賑やかでした。
こんな気の合うお爺さん同士の対戦も、そこここであったんでしょうね。
「待った」 この本当の「待った!」は、折角ですからもう少し待ってもらいましょうよ、ねっ、とつい言いたくなりました。
相棒がいなくなる寂しさ、高齢の私にはよく分かります。
心に沁み入るお話でした。
作者からの返信
@88chamaさん。おはようございます。
昔の商店街などでも見た記憶がありますね。
体裁などなんのそので、言ってみればこんな風景だったのかもと、
記憶に残る映像に二人の物語を加えてみました。
待ったと言いつつも、続きをやりたい。
良き友人にはきっとそう思ったのではないでしょうかね。
長年付き合える友達って良いもんですよね。
反面、いなくなると寂しいですが…。
コメントありがとうございます。
第1話への応援コメント
将棋に「待った」は無しと言いますが、それを二回まで許し合う二人の気心の知れた仲が、あたたかく伝わってきました。
そうして八十歳を過ぎても仲睦まじい二人に和んでいたら、突然の玄さんの訃報。
生前に二人の間で了解となっていた「待った」は、彼らの絆をも表しているように思えます。
親友とあの世で再会するまでの余生を、「待った」という言葉で飾るラストに、静かな感動をおぼえました。
作者からの返信
布原夏芽さん。こんにちは。
題材は将棋ですが、本質はご指摘の通りの二人の友情であり絆です。
待ったなし。なんてのも面白いかなって思ったんですが、
ちょっとそれだと頑固すぎますよね。
ご年配の人だからそれもアリなんでしょうが、
ラストはその絆に温かみを持たせてみました。
素敵なコメントありがとうございます。
編集済
第1話への応援コメント
遅ればせながらやっと読ませて頂きました。
私は将棋をやったことがなくてルールは分からないのですが、時間をかけて相手の駒の行く手を探りながらの勝負が目に浮かぶようでした。同級生でずっと長い間の対戦相手でしかも対戦途中の相手の死はあまりに急で・・・。「待った」の言葉の中に色々な思いが詰まっているようで、辛い別れの中にも暖かいものがありジーンとしました。
さすが入選作品✨✨ 短編でありながら主人公の人生そのものが感じられる素晴らしい物語でした。感動しました✨
※私の「心のアルバム」にレビュー素敵なコメントありがとうございます😊
知備語理様の短歌が素晴らしくて参りました。短歌の先生と呼ばせてください。
作者からの返信
この美のこさん。こんにちは。
そして、今年もよろしくです
早速ですが、お読みいただきありがとうございます。
お正月はいろいろと忙しいと見えて、心待ちにしておりました(笑
今回の作品は、将棋をあまり知らない人にもわかるように、
将棋というテーマでありながら、メインはその指し手に向けて書いたものです。
専門用語などだと知らない人にはわからないですからね。
その狙いをそのまま読み取っていただけたようで、
こちらとしてもうれしい限りです。選考の人の評も同じような感じでしたよ。
それとレビューはあれこれ考えて普通のものにしようと当初は
考えておりました。短歌をやってる人に短歌はどうなのかと…。
それでもあえて頭をひねって絞り出したんですが、なかなか
素人芸が丸出しで恥ずかしい限りです。
指を折って数えながら、後半の方は一時間以上掛かってしまいましたから。
実に難しく奥深いものだと痛感させられましたよ。
だから、こちらが先生と呼ばせていただきたいほどです(笑
心温まるコメントありがとうございます。
第1話への応援コメント
子供の頃、祖父と将棋を打っていたのを思い出します。手製の木盤に短刀でマス目を刻んで、安い駒を並べたものですが、その手製感が何か良い。
ちょっとでも良い音で指そうと、消しゴムで駒の摘まみ方を練習したり、ずいぶん夢中だった気がします。
年始早々、良いお話に出会えました。
作者からの返信
七海けいさん。おはようございます。
私の場合、祖父がもういなかったのでもっぱら将棋は父親か、
親しい近所のおじさんでした。手製の将棋盤。良いですね~。
あとになれば宝物のようにも思えるんじゃないでしょうか。
今のようにTVゲームなどなかったですから学校で休み時間に
友達と将棋をする。なんてこともけっこうありましたね。
コメントありがとうございます。
第1話への応援コメント
「待った」がテーマの小気味よいお話でした。
待ったに、意味を掛け合わせて、最後も、待ったで締める。
老後、一人、死、そういった暗いテーマを扱いつつも、どこか達観していて飄々と生きている主人公の姿に、温かいものを感じさせられます。
将棋
僕も大好きです。将棋盤で打つ、あの感覚が良いですね。
子供が小さい頃は、将棋盤を持ち出して、子供と遊んだりしました。
最近は、触った記憶が無いですね。
誰かと、将棋をしたくなりました。
作者からの返信
だるっぱさん。おはようございます。
早々にコメントいただき感謝です。
こういうシチュエーションだと若い人では様にならないので、
ご高齢の人で描いてみたわけですが、高齢ならではの楽しみ、
そして、いつかこの世を去る悲しみ。そんなことを織り交ぜて書いてみました。
私も将棋が好きで、よくNHKの番組など見てたりします。
やっぱり盤で打ちたいですよね。
我が家で将棋を指せる人間は私しかいないので、
もう何年もPCでしかやってないので、味気ないですね。
第1話への応援コメント
はじめまして
題名に余情が戻って行く
いい掌編をありがとうございました
音と風の感じられる素敵な作品に
会えて嬉しいです
作者からの返信
真留女さん。こんにちは。
音と風の感じられる素敵な作品なんて恐縮です。
お読みいただき、そして素敵なコメントありがとうございます。