902_SNSで「いいね👍」を稼ぐ投稿 #SNS #好意
「猫好きだったアメリカの詩人アーネスト・ヘミングウェイは『誰かを信頼できるかを試すのに一番良い方法は、彼らを信頼してみることだ』と言ってます。自分が相手を信頼しないと、信頼は返ってきません」
「やっほー、知識はいいですよね。世界一の美女サクラです! 今回は『SNSで「いいね👍」を稼ぐ投稿』です。よろしく」
「読者様はSNSは利用していますか?」
「写真や自撮りを投稿したり、共有したい気持ちを投稿したり、何気ない日常を投稿したり、SNSの使い方は様々です」
「そんなSNSですが、何かしらの投稿をすると付いて回るのが、「いいね」です」
「その投稿に対して、どのくらいの人が良いと思ったのか分かる機能です」
「いいねが多かったら嬉しくて、いいねが少なかったら悲しい、と思っている人もいるでしょう」
「それに、いいねを稼ぐために、過激な投稿をしている人もいることと思います」
「よくも悪くもSNSのいいねは気になる対象です」
「では、どんな投稿がいいねを稼げるか知っていますか?」
「実は、いいねを稼ぎやすい投稿というものが存在するのです」
「今回はいいねを稼ぎ方についてお話しします」
「参考文献はアメリカのビンガムトン大学やニューヨーク州立大学などの研究となります」
「研究者はSNSのいいねについて調べるため、二つの異なるソースからデータを集めました」
「一つ目は、独自のSNSです。学生にSNSに参加してもらって、色々な投稿をしてもらったり、いいねやコメントをしてもらいました」
「もう一つは、既存のSNSからデータを集めました。期間は2016年から2021年、3000人のユーザーから147,000件の投稿を集めました」
「集めた投稿を分析して、どのような投稿がいいねを稼いでいるのか調べました」
「さて読者様、いいねを稼ぐ投稿とはどんな内容だと思いますか?」
「いいねを稼ぐには共感が大事です。あるあるのような投稿がよかったのでしょうか?」
「素直にいいねを要求するのが大事なのでしょうか?」
「たとえば、動画配信者は動画の中でチャンネル登録やコメントをお願いしています。これらには一定の効果があるとされます」
「フォロワーにいいねをお願いすることが大事なのでしょうか?」
「それとも、数が大事なのでしょうか?」
「人は同じものに何度も触れていると好意を抱くようになります」
「一日に何度も投稿を繰り返すことがいいねに繋がるのでしょうか?」
「はたして、いいねを稼ぐ投稿とは何だったのでしょうか?」
「SNSでいいねを稼ぐ投稿を分析した結果、いいねを稼ぐのはーー」
「奇抜な投稿でした!」
「投稿の内容が一般的な内容からかけ離れているほうがいいねを稼ぐことが判明しました」
「研究では、投稿内容を一般的なものからどれくらい離れているか調べて、さらにそれらの投稿がいいねを稼いでいるのか調べました」
「その結果、一般的な内容から離れているほうが評価が高かったのです」
「しかも、この傾向にジャンルは関係ありませんでした」
「政治、宗教、日常、どのようなジャンルでも奇抜な投稿はいいねを稼ぎやすいです」
「読者様はいいねを稼ぎたいですか?」
「答えがイエスなら、奇抜な投稿をするようにしましょう」
「注目を集めたければ、極端なことを言えばいいです」
「ただし、落とし穴もあります」
「奇抜な投稿ばかりしていると、同じような考えを持つ人が集まってきます。すると、自分の意見が一般的な意見だと思うようになってきます」
「そこで止まれば、傷は浅いです。しかし、止まれなければ、より過激な方向の投稿をするようになってしまいます」
「一線を越えてしまうと、炎上であったり、誹謗中傷になってしまいます」
「インフルエンサーが時おり、大炎上してしまうのは世間と自分がどれほど解離しているのか理解できなくなるからでしょう」
「読者様、いいねを稼ぐことは悪いことではありません。承認欲求が満たされるので気持ちがいいです」
「しかし、いいねに囚われてしまうと、世間との感覚がどんどん離れていきます」
「バズりたい気持ちは理解できますが、自分がどれほど世間と解離しているかは定期的にチェックするようにしましょう」
「自分の立ち位置を理解していないと、大炎上待ったなしですよ」
「ということで今回のまとめです」
「研究者はSNSでいいねを集める投稿の特徴について調べたよ」
「すると、奇抜な投稿をしているといいねが稼げることが判明したよ」
「いいねを稼ぎたければ、普通の投稿じゃなくて、普通とはかけ離れた投稿をしようね」
「でも、奇抜な投稿ばかりしていると、周囲の人も共感してくれるから自分が奇抜なことをしていることが分からなくなるよ。個人の考えが変化しても理解できない可能性が高いよ」
「読者様、いいねを稼ぐのは諸刃の剣かもしれません」
「いいねが増えれば、気持ちがいいでしょう。しかし、世間とはかけ離れていく可能性があります」
「多くの人に寄り添いたければ、無理にいいねを稼ぐ必要はないかもしれません」
「いいねとは適度な距離感で付き合いましょう」
「それでは、今回は『SNSで「いいね👍」を稼ぐ投稿』でした。知識は無駄にならない」
「ありがとうございました。次は『コーヒー豆は水に濡らしてから挽け』です! バイバイ」
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