077_飼い犬の問題行動の原因は飼い主のストレス #動物 #ストレス

「やっほー、賢明なる読者様。読むと人生が変わる知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『飼い犬の問題行動の原因は飼い主のストレス』のお話をしたいと思います」


「では、よろしくお願いします」


「ワンワン! ワンワン! ヴァウ! ヴァウ!」


「読者様は犬を飼っていますか? 飼いたいけど、家の都合で飼えないですか?」


「え? 『猫派』ですか。あらま」


「仕方ないですね。猫好きの人もいますよね。ですが、今回は犬についてお話しようかと思います」


「猫派の人はごめんなさい。今回は犬養毅……じゃなくて犬回なんです。猫のお話はまたの機会にお願いします」


「読者様が飼っている犬はお利口さんですか? それとも、分離不安症ですか?」


「分離不安症とは、親しい相手が離れた時に過剰な不安や恐怖を感じることです。飼い主が外出時にペットが問題項を起こすよなら、分離不安症の可能性大です」


「問題行動は、吠え続ける、よだれが多い、自傷行為、破壊行為、下痢、嘔吐などが上げられます」


「犬や猫などのペット以外にも、人も罹ることがあります。精神的に不安定なんでしょう」


「犬の分離不安症ですが、もしかしたら飼い主が原因の可能性があるのです」


「犬が元々持っている特性のこともありますが、飼い主の行動がペットに悪影響を与えているかもしれないのです」


「ペットを苦しめているのは読者様かもしれません。気を付けてください」


「今回の研究はメキシコにあるヌエボレオン自治大学が行ったものです」


「研究者はメキシコで実験を行いました。分離不安症を持つ犬と飼い主を36組、行儀のいい犬と飼い主を40組。それぞれから調査をしました」


「飼い主が外出している時に問題行動を起こす犬がいる一方で、きちんと留守番できるお利口な犬もいるのです」


「犬のためにも、問題行動は控えてもらいたいですね。不安ということでメンタルにダメージを負っている可能性が高いです。飼い主さんは、きちんとケアしてあげましょう」


「飼い主は自業自得です。ペットの不安を解消できない人は飼い主失格です」


「研究では、飼い主に対してアンケートを取りました。内容は飼い主が不在時に犬がどのような行動を取っているかについてです」


「具体的には、犬が鳴いたか、物を壊していないか、震えていないか、ウロウロしていないかなどを確認しました」


「読者様はどう思いますか? お利口な犬と問題行動する犬の違いはなんだと思いますか?」


「結果ですが、分離不安症を抱えている犬は、やはり吠え続けたり、落ち着きのない行動をしていました」


「さらに、飼い主に強い執着を示すこともわかりました」


「ですが、信頼関係はお利口な犬と飼い主の方が構築していました」


「飼い主と一緒に過ごす時間が長いのも、お利口な犬の方でした」


「お利口な犬ほど訓練が簡単という結果も出ました」


「簡単にまとめると、分離不安症の犬は、飼い主がいないと問題行動を起こす。飼い主と一緒に過ごす時間も少なく、信頼関係も構築できていません」


「一方で、お利口な犬は、飼い主がいなくても問題行動を起こさない。飼い主と一緒に過ごす時間が長くて、信頼関係も築いている」


「飼い主が最初にすべきは、ペットといる時間を増やすことですね。信頼関係を構築して、ペットの不安を減らすのが第一です」


「ですが、無闇矢鱈に時間を増やせばいい、ということでもないです」


「どうやら犬の分離不安症は、飼い主のストレスに関係しているそうです」


「飼い主のストレスレベルが高いと、犬との信頼関係を構築することができません。そのため、分離不安症を加速させているというのです」


「飼い主のストレスは簡単に犬に伝播するのです。ペットの問題行動は飼い主の責任なんです!」


「まずは、飼い主がストレス解消してからでないとダメなんです」


「ペットを飼って、ストレス解消を狙っている読者様もいらっしゃることでしょうが、まずはご自身のストレスを解消してからにしてください」


「犬がかわいそうです!」


「しかも、犬の問題行動が増えれば、飼い主のストレスも増えてしまいます。負のループですので、ストレスを抱えている読者様はペットを飼わないでください」


「犬のために時間が確保できること、ご自身のストレスレベルが問題ないこと、この二つがないと飼い主として失格だと私は考えます」


「とはいえ、今回の研究は飼い主に対してアンケートを取っただけです。個別に調査したのではありません」


「犬にも個性があります。今回の研究が、すべてが当てはまるとは限りません。つぶさに観察して、その犬に見合った対応をしてあげてください」


「それでは、今回のまとめです。分離不安症の犬とお利口な犬を調査したら、飼い主の責任だと判明したぞ」


「飼い主がストレスを抱えていると飼い犬の問題行動が増えるぞ」


「問題行動がある犬ほど、飼い主との時間が短いぞ。しかも、信頼関係も築けていないぞ」


「もし読者様がペットの問題行動でお悩みなら、まずご自身を省みてください。ストレスの多い生活を送っていませんか?」


「もし、心当たりがおありなら、そのストレスはペットに移っているかもしれません」


「他にも、訓練が間違っている可能性があります。犬は元々賢いです。きちんと向き合えば、必ず返ってきます」


「ペットに責任はありません。すべての責任は飼い主にあります。決して忘れないでください」


「私から言いたいのはーー」


「ペットを幸せにできない奴は、ペットを飼うな!」


「生半可な気持ちでペットは飼わないでください、ねっ」


「ということで、今回は『飼い犬の問題行動の原因は飼い主のストレス』のお話でした。読者様の知識になれば幸いです」


「お付き合いいただきまして、ありがとうございます。高評価や応援コメント、質問やリクエストも待ってまーす!」


「次回の『誰でもできる猫に好かれる方法』で、お会いしましょう」


「もしくは、読者様の気になるお話でお待ちしております。バイバイ」



参考文献

Differences in stress and happiness between owners who perceive their dogs as well behaved or poorly behaved when they are left alone

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