人生の悩みをエビデンスベースドな知識で解決する
キャッシュレス
001_【読み飛ばしOK】私の自己紹介 #紹介
「イギリスの哲学者フランシス・ベーコンは『知識は力なり』と言いました」
「やっほー、読者様のプラスになる知識を提供するサクラです! 最初は『私とこの物語の自己紹介』をしたいと思います」
「では、よろしくお願いします」
「皆さん、いきなり出てきた私のこと知りませんよね?」
「え? 『知ってる』ですか? またまた、調子のいい読者様ですね」
「まずは、私のことを知ってもらおうと思います」
「ですが、話の本筋とは関係ありませんので読み飛ばしてOKです。私の話はすべて一話完結です。気になるタイトルだけを読んでくれれば大丈夫です」
「では、私の自己紹介です。どうぞ」
「名前はサクラです。趣味は知らない知識の収集です。そして、読者様の人生にプラスになる知識を共有することです」
「えっ? それだけだと、何もわからない? ごめんなさい、確かにその通りです。どうして、私が知識を集めるのが趣味で、知識を共有をしたいか、簡単に経歴をお話ししますね」
「子供の頃の私は底辺の中の底辺でした。運動も勉強もできませんでした。走れば転びますし、テストでは0点を取ったこともあります。友達もいなくて、見た目も全然気にしていませんでした。一言で表すなら陰キャでした」
「幸いにして、イジメられることはありませんでしたが、パッとしない学生でした。学校に行っても教室の隅でひっそりと生きていました。友達がいないので、休み時間は一人で過ごしていました。勉強も運動できなかったので、学校はこれっぽっちも楽しくありませんでした。そんな灰色の学校生活を送っていた私に、転機が訪れたのです。それはーー」
「ーー妹が生まれたのです!」
「私は『おぎゃーおぎゃー』と泣いて、小さな手で私の指を掴む妹の姿に感動しました。そんな、ちっちゃくて可愛い妹を見て思いました。妹に誇れる姉になりたい、と」
「妹にみっともない姿を見せてはならない。私は一念発起しました」
「パッとしない生活を変えるべく、自分の嫌な部分をすべて洗い出しました。そして、キラキラしているクラスメイトを見て、真似しようと思いました」
「友達をたくさん作ってクラスの中心になれるように、勉強をしてテストで満点を取れるように、体を鍛えて体育の授業で頼られるように、自分の嫌な部分をすべて変えるべく努力しました」
「ですが、最初は全然ダメでした。失敗をしても、アドバイスをもらう友達もいません。勉強ができませんでしたので、今思えば努力の方向性が間違っていました」
「闇雲に走っているだけでは、何も変わりません。私は絶望で心が折れました。ですが、妹の笑顔が私の心を奮い立たせました」
「そんな時、私は本と出会いました。本の中には私が知りたかった正解が書いていました。愚直に本の内容を試した私は、メキメキと実力をつけました」
「妹が物心つく頃には私は少しだけ変われました。体育の授業では誰よりも先に手本を披露していました。勉強では先生に当てられて、答えられない経験もなくなりました」
「そして、私は成長を続けて、妹には立派な姉の姿を見せ続けました。嬉しいことに、今でも妹からは慕われています」
「ただ、今でも友達の数は少ないんですが、てへっ」
「友達を多く作るのは私の性格には合いませんでした。私は友達は少なく、小さなコミュニティで深い関係を築くのが性に合うようです」
「運動も勉強もできない、友達もいない私は変われました。読者様にも悩みや不安があると思います。その悩みや不安を解決するために私の知識が少しでも役に立ったら嬉しいです」
「だから私は、私の知識を共有したいと思います!」
「これが私の経歴と私が知識の共有に至った経緯です」
「えっ? 『経緯は理解したけど、私がどんな見た目をしているか分からない』ですって。確かに読者様からは私の姿は見えませんね。それなら、読者様が思う世界一の美女を思い浮かべてください」
「思い浮かべましたか? そう、その美女こそが私です!」
「はっきり言います、私の美しさは世界一です。誰が何と言おうと、間違いありません!」
「読者様が想像した私の姿はどうでしょうか? 幼い感じでしょうか、それとも大人っぽい感じでしょうか? 髪はショートですか、ロングですか? 輪郭は丸いですか、卵型ですか? 落ち着いた印象ですか、派手ですか? 顔が小さいですか? スタイルはいいですか? 身長は高いですか? 胸は大きいですか? メリハリのある体ですか? 姿勢がいいですか? 脚が長いですか? 健康的ですか?」
「私はすべてを兼ね備えています。何故なら世界一の美女だからです! 読者様の反論は一切受け付けません」
「ここでは、読者様が思い描いた理想の女性が、読者様に知識という名の最高のプレゼントをします。楽しんでください」
「『綺麗』『可愛い』たくさんの賛辞、ありがとうございます。そんなに褒めなくてもいいですよ。照れちゃいます」
「えっ? 照れてる場合じゃない、私がどこにいるかですって? なるほど、なるほど、世界一の美女に会いたいのは仕方ないですね。ですがーー」
「私の居場所は教えられません。自宅でもリビングでも書斎でもスタジオでも街でも田舎でも山でも火山でも川でも海でも平地でも草原でも森でも雪原でも砂漠でも、読者様の好きな場所を思い浮かべてください」
「どこでもいいので、読者様が好きな場所に私はいます。これ以上は答えられません」
「あんまり詮索しちゃダメだぞ。いい女には秘密が付き物なんです」
「さて、読者様の疑問は尽きないと思いますが、私の自己紹介は一旦おしまいです」
「次回からは読者様に役立つ知識の紹介をしたいと思います。短編集になっていますので、すべてを読む必要はありません。読者様が気になる話だけをクリックしてくれたら構いません」
「必要がないと思いましたら、クリックは不要です。すべては読者様の自由でごさいます」
「一つだけ覚えてください。私は読者様が、また遊びに来てくれと嬉しいです」
「これで、私からのお話は以上となります」
「今回は『私とこの物語の自己紹介』でした。読者様の参考になれば、私はとても嬉しいです」
「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます」
「それでは、次回の『読書をすると意外なあの能力が上がる!』で、またお会いしましょう。バイバーイ」
「もしくは、読者様の気になるお話でお会いしましょう」
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