第5章 高校受験
入塾
高校受験を希望しているのにも関わらず、成績が振るわない私は、とある個別指導の塾に入塾した。
教室長は、ベリーショートで眼鏡を掛けている、とにかくガッツのある明るい先生。
入塾手続き後、「頑張ろうよ!」と励まされた。私はというと、教室長のノリについていけず、ただ「はあ」と頷いていた。
授業担当の先生は、当時塾内の唯一の女性の先生(教室長抜きで)だった。
ベテランの先生のようで、ベリーショートで茶髪、眼鏡を掛けていて明るい先生。大まかな特徴は教室長と似ている先生で驚いた。
初めての個別授業。
全く知らない先生と1対1。私は極度に緊張していた。自己紹介の後、早速見抜かれたようで、「緊張してる?」と聞かれた。
この日は英語の授業をして貰った。直近のテストで、唯一の平均点以下しかも10点以下だったからだ。
先生の英語の授業はとても分かりやすかった。英語の基本の基本から教えて貰ったことで、十分に理解できたような気がした。
授業終わりに、先生は「これからよろしくね!」と言ってくれた。
良い先生
私が持った初回の先生のイメージはこうだった。一概に「良い先生」と言っても色々あるけれど、性格的にも教科を教える人としても。ただただ「良い先生」だった。
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