第47話 体力測定⑨ 東京 埼玉 三重 滋賀
「えっと、お前らどういう関係だ?」
「多分幼馴染」
東京の質問にそう答える三重だが、二人の出身県は違う。
「三重県と滋賀県でどうやって?」と埼玉
「子供の頃に一年くらい同じお寺に住んでた」
小声で三重が言っている間も滋賀は三重に抱きついたまま「みえー」と小声で言っている。
「そうなのか滋賀?」
滋賀は無言のままに、だが笑顔を崩さず頷いてから一言。
「婚約済み」
東京と埼玉が凍りついた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます