第47話 天使のてんちゃん バレンタインデー

天使のてんちゃん  バレンタイン


天国では、バレンタインデーのチョコレートを何にするか。女神様と神様は悩んでいた。

するとちょうど、そこへてんちゃんがやって来た。


「あ、てんちゃん。バレンタインチョコ何がいいかな?」


「てんちゃん、チョコレートより亀田製菓の無限エビという煎餅を一袋欲しいでしゅ」


「え!」


「値段もお手ごろで200円くらいで買えるでしゅ」


「でもバレンタインなのよ」


「あー。でもてんちゃん。無限エビにはまってるんでしゅ。美味しいでしゅ。やっぱり欲しいお菓子が食べたいでしゅね」


しょうがなく、てんちゃんにそのお菓子にした。

次はサスケ君が来た。女神様はサスケ君を呼んで「バレンタインチョコ」何がいいか聞いてみた。


「そうでござるな。お菓子と言えばヤマザキの北海道チーズ蒸しケーキが食べたいでござる」


「え!」


「拙者も食べるお菓子なら自分の好きなものが欲しいでござる」


次々に聞いていくが、どうやら子供たちはポテトチップスとか午後の紅茶とか豆大福わけわからんほどお菓子を知っていることがわかりそれを女神様はメモをしてお菓子を大量に買ってきた。                              結果みんなは喜んで幸せな顔してお菓子を食べていたが、ふと気がつくと

バレンタインデーではなくただの3時のおやつとかしていた・・・。


                                おわり

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