145話エピローグ 夢見るままに待ちいたり
一通り事の顛末を報告した後、ボーナ・レイヴン・キャスパー卿と、理事長ことドルトン・バンジョー様は顔面蒼白になってしまった。
まあ、無理も無いよね。
真っ白な顔のままコーディに近付くキャスパー卿。
その手は小さく震えていた。
恐ろしく強張った表情のままコーディの前に立った卿は、下におろしていた手をゆっくり上げて行く。
コーディは打たれると思ったのかな? その時、眼をギュッと閉じた。
でもキャスパー卿は次の瞬間、膝が崩れる様にしゃがみ込み、コーディに抱き着いたのだ。
そしてそのまま小さな声で「無事でよかった……本当に、無事で……」と何度も何度も仰っていた。
キャスパー卿の想いが伝わったのか、コーディもキャスパー卿にしがみ付き、涙をポロポロ零しながら「ごめんなさいお父様! ごめんなさい!」とコチラも何度も繰り返す。
理事長様もカレンの前に跪き、その肩に手を乗せて「よく……帰って来てくれた。本当に……本当に!」と涙をボロボロ零しておられる。
カレンもやはり涙を零して「も、申しわけありませんでした。……ありがとうございます! ……ごめんなさい!」と声を詰まらせ返している。
うん、2人共ちゃんと反省した方が良いと思うよ。
沢山の人を救う為とは言え、自分達の命を投げ出そうとしたんだ。
そんな事をしたら親御さんがどれほど心を痛めてしまうか……。それをシッカリと理解した方が良いと思う。
うんうん、お父様方に心配なんか掛けちゃいけないよ? うん、かけちゃいけない……。
そう貰い泣きをしていると、ビビが横から胡乱な眼を向けて来る。
な、なにさナニよその眼は……。え? わたしがハワードパパにどれだけ気苦労をかけているかって?
う゛……。そ、そんな事も無いんじゃないかな? ちゃんと自重はしていると思うし? 思うしぃ!?
え? 今回もまたまた山を吹き飛ばしたんじゃないかとヒヤヒヤした?
や、やめてぇ!! ちゃんと無事だったでしょ?! またまたとか! そ、そんなトラウマ刺激するような言い方しないでぇぇ!!
おっとそうそう、山と言えば鉱山にモリス先生を迎えに行ったら、またアルマさんに抱きつかれた。
「おかげでスッカリ片がついたわー!」とか言われたが、何のこっちゃ? である。
錫の採掘は、理事長様とキャスパー卿が指揮を取り、しっかり時間をかけて計画的に行なうそうだ。
将来的に、カレンが安心して管理運営できる様にして行くと仰っていた。
そういえば、カレンの叔父様という方が見つかったそうだ。近々ムナノトスに戻るとカレンに連絡があったとか。
学園内では、スッカリ双子ちゃん達も落ち着いた様だった。
大神殿に連なる幼児舎は、例の怪しい管理人の施設とは比べるべくも無い、しっかりとしたモノなのだから当然だ。
カレンも、1日に一度は顔を見る事が出来ると言っていた。
そんでもってアニーってばスッカリ2人の保護者気取りで、毎日学園内を案内したり、同級生達に2人を紹介しているとか。アニーもスッカリお姉さんしていて、何ともホッコリしてしまう。
これでカレンと双子ちゃんの事は、ひとまず安心かな。
そう言えば、例の次男がウチの走り込みに参加する様になった。
これは理事長様にお願いされての事なのだが、本人も見た目が随分変わってたんだよね。
チャラさが無くなって、髪も短髪に刈り上げてまるでスポーツ少年みたいだった。
でもカレンに失礼な態度をとりよう物なら、瞬間ぶっ飛ばすつもりでいたけれど、そんな事も無く。カレン本人も全く気にしている様子が無かったからね。
走りはウチの誰にも到底追いつける物では無いのだけれど、それでも食いついて行こうという気概だけはあるようだ。
何か色々思う事があったのだろう。
そんな気概があるウチは、せめてそれには精一杯応えてあげようと思う今日この頃だ。
ルゥリィ嬢もちょっと変わっていた。
何と言うか、ケバさが無くなったって言うの?
普通に周りの女子と比べても浮いていなく、自然に溶け込んでいる感じ?
言動にも刺々しさが無くなっていた。
でもミアと向き合うと、スッゴイ怯えた感じになるんだよね。
ミアってば、なんか強力なトラウマでも植え付けたんだろか?
何かしたのかと聞いても、特に思い当たる節は無いと言う。
それでもきっと何かしたのだろうけど……。この子の自覚の無い所が何ともコワイデスヨネ。
そうだ、今夜は手紙を書かなくては。
ミリアに来て直ぐの頃は、三日に一度は手紙を書いていたのに、ココの所色々あってもう半月以上手紙を出していない。
ソニアママとハワードパパに、最近の出来事を報告するのだ。
この半月の間に本当に色んな事があった。
初仕事の事。アニーのパーティーの事。野外授業の事。
短い間に色々あり過ぎだわよね!
でも昼間やったお茶会も含めて、楽しい事が沢山あったのも事実。
だからお2人にはちゃんと報告しなくては。
いろんな事があり過ぎる位にあっけれど、それでも!
わたしは今日も元気なのです。
-**--*--**--*--**--*--**--*-
「トール……ごめんね。ここに来るまでに随分な時間が経ってしまったわ」
「この魔法道具をまた使えるようにする為に、10年近くかかってしまった。コレには貴方からの呼びかけの記録がちゃんと残っているよ」
「遅くなってごめんなさい。大丈夫、わたしは無事です。心配しないで」
「先日、あの子が来ました。貴方が養子に取ったわたし達の孫にあたるあの子」
「ふふ……不思議だよね、初めて会ったのにすぐに分かった。貴方に目がそっくりだったわ、トール・バンジョーさん? うふふ」
「…………貴方の事を探しているって。ずっとずっと探しているって」
「貴方は無事ですか? わたしだったら大丈夫だよ? 無事です。だから心配しないで。苦しまないで。泣かないで」
「わたしは大丈夫。大丈夫だから……ね? 貴方も無事でありますように。この記録を見てくれますように。貴方の無事を祈っています。そして貴方も大丈夫だと言ってください」
「貴方はこの世界を許せないと言うけれど……、それでも貴方は守ってくれた。わたし達の大切な物を、ちゃんと守ってくれました」
「だから大丈夫、わたしも守ります。わたし達の……貴方の大切にしたものを」
「大丈夫だよ……。大丈夫だよ、亨。……アナタの事をずっとずっと愛しています」
-**--*--**--*--**--*--**--*-
その日は星が沢山見えていて、とても綺麗な夜だった。
昼間の鍛練による程よい疲れと、スーちゃんやコーディ達との楽しいお茶会のお陰で、その日は心地よく眠りについた。
恐らくは日を跨いだ頃。
何かいつもとは違う空気を感じて目が覚めた。
そして、向かいのベッド寝ていた筈の彼女に気が付いたのだ。
「……スーちゃん?」
彼女はベッドから身を起こし、窓から差す月の明かりを見ている様だった。
その特徴的なルビー色の髪が、月の明かりを受けてキラキラと光を辺りに振り撒いている。
「どうしたの?! なんで? なんで泣いてるの?!」
でも、その眼からは堪え切れぬと言いたげに、ハラリハラリと大粒の涙を零している。
その事に驚き、思わず声を上げてしまった。
「……え? 泣いてる? ……何でだろう? わかんない」
「大丈夫……なの? 人を呼ぼうか?」
「……うん? ……大丈夫だよ?」
窓から差し込む月の灯りに浮かぶ彼女は、まるでその身の内から光を溢れさせているようだった。
彼女の周りには小さな光が次々と零れ落ち、その身を薄暗い部屋から浮かび上がらせる。
彼女は優し気な笑みを浮かべ、その目はとても深い慈しみに満ちていた。
同い年とは思えない大人びた表情をする彼女が、その時とても美しいと思った。
彼女は、心配をする私を安心させる様に、ただ静かに何度も何度も言葉を繰り返す。
「……うん、大丈夫。大丈夫……だよ」
――――――――――――――――――――
第3章これにて終演で御座います。
長い話数をお付き合い誠にありがとうございました!
お楽しみ頂けましたでしょうか?
付録に、3章『魔獣脅威値』(3章更新版)と『スージィ神化職スキル一覧』を掲載します。
――――――――――――――――――――――
(※は人間の戦闘値、*はアムカムに生息する獣)
◎魔獣脅威値(3章更新版)
・セーフゾーン~
0:※一般人 *ジャッカロープ
0.1:ボーンスパイダー ※ゴロツキ
0.2:ブラウンクロウラー
0.3:スタージラット クロウルトータス ※盗賊
0.4:テラードック ゾンビ ※衛士 *アムカムディア グリムマカク
0.5:ゴブリン ジャイアントビートル ピグミーグレムリン スケルトン
0.6:グリーンモス リトル・キラービー ※ノービス *アムカムボア フェイリヤ・ドッグ
0.7:ソイルキャップ ビローコボルド ※盗賊の頭目
0.8:グリーン・フロッグ グレムリン *アムカムウルフ
0.9:リトルマンティラス ロックベア パーカー フルーク
・浅層~
1:オーク スケトンウォーリア
2:マッドレミングス ジャイアントスパイダー ゾンビソルジャー
3:ローグレイル ファングボア
4:シャドウドック ブルータルバット コボルド グレイファングボア ※ベアトリス
5:スケイルジャガー
6:*アムカムグリズリー ナイトベア ジャイアント・ポイズナス・スネーク ※アーヴィン ※ロンバート
7:レッドデスストーカー ジャイアント・リザード
8:アンデッドウォーリア リトル・バジリスク
9:イビルワーラット フェザーレス・サーペント ※ミア
10:ブルーコボルド スパルトイ ヘビー・ゲイター ガレィ(ワースネーク)
11:イビルワーバット バガッド(ワーベア)
・中層~
12:
13:イビルワーウルフ ゴゥル
14:
15:スパルトイソード
16:レッドポンゴ
17:ヴァン・ニヴン
18:
19:グレイウルフ ※ミリー・バレット
20:ツーヘッドボア マンティラス ※機動騎士団員
21:シック・オーク(イロシオに生息するオーク)
27:オーガ
28:オーク・ゾンビ
30:ミツ・マタ ※騎士団班長クラス
31:ブレッドビートル
32:
33:ダイノサウル
34:
35:オークキング
36:オーガ・ゾンビ
37:
38:シャドーグール
39:
40:レッサーヴァンパイア ※ケティ・フォレスト
41:
42:スナッフラビット
43:
・深層~
44:フォレストジャイアント
45:イエロー・エイプ ※カイル・アーバイン
50:※大隊長
55:カドモスナイト
69:フォレストバジリスク
70:グレートスカル ※イルタ・リンドマン
76:エルダーヴァンパイア(オルベット配下)
85:ビックファングボア
110:エルダーヴァンパイア(ハルバート配下) スカルセンティピード
115:※アリア・ブロウク
120:オルベット・マッシュ アンガーリッチ
125:オールド・スケイル・ダイナソー
135:ダーク・スケイル・ダイナソー
150:ハルバート・イースト
175:※ライダー・ハッガード
180:
190:
195:ルアル・ナ・ルブレ
・深淵の祭壇~
210:レイジングベア
220:クァルジャガー グレイワイバーン
230:グレートマンティラス グレートタランチュラ ※アルマ・マルマ
250:シニアバンパイア・ブラックバット ブラック・ヘルハウンド
260:ヒュージクロウラー
300:ハイランドグレムリン
320:グレートモス
350:クイーンヒュドラ
・門番~
400:門番
580:ホワイトバジリスク
650:アイスリザード
700:フロストジャイアント
800:フロストドラゴン
1000:ポーラー・ワーム
1100:グレート・ホワイトハウンド
1400:ホワイトフェンリル
12000:コキュートスドラゴン
――――――――――――――――――――
◎スージィ神化職スキル
〇神化支援職:エンチャントチャネラー
《バフ》
『プレイ・オブ・ジニー』ハープやドラム、ギターなど、思い思いの楽器を持った小妖精達が演奏を奏で、パーティーメンバーの基本ステータスを、5~6割上昇させる。
『バトル・コンチェルト』物理ダメージを80%、魔法ダメージを50%上乗せし、クリティカルの発生率と、発生時のダメージを40%上昇させる。
『ムーブ・コンチェルト』魔法・物理の攻撃速度を80%、回避率を70%上昇させ、移動速度を100%up。
『リラックシング・コンチェルト』生命力を70%、魔法力を60%増やし、その回復速度を60%早め、精神や身体の異常に対する抵抗力を大幅に上昇させる。
『プロテクト・メロディ』攻撃力10%UP、物理防御力70%UP、魔法防御力60%UP、受クリティカル発生率80%Down、受クリティカルダメージ50%Down
『アタック・メロディ』攻撃力40%up、攻撃速度20%up、クリティカル発生率40%up、クリティカルダメージ60%up、移動速度15%up
『マジック・メロディ』魔法攻撃力30%up、詠唱速度40%up、魔法クリティカル発生率60%up、魔法クリティカルダメージ60%up、移動速度10%up
『ライディング・スターウォーカー』短時間、自分の乗る搭乗物の速度を200%上昇させるスキル。
『インヴィジブル・ムーヴ』一定時間その存在を消し去り、敵からの先制攻撃を受けなくなる。敵にに対する攻撃行為を行う事で、その状態は解除される。
《デバフ》
『アサルト・ダッシュ』敵に向かって高速で突進し、短時間スタン状態にさせる。本来であれば攻撃力は無いスキル。
『エクステンシブ・ショック』術者を中心にして衝撃波を放ち、ダメージと共に防御力、回避力を下げるデバフ効果があるスキル。
『アサルト・ストライク』対象を攻撃すると同時に、一定時間『物理攻撃力』『魔法攻撃力』『物理防御力』『魔法抵抗力』を大きく低下させるスキル。
『ザ・ワールド・オブ・フィアー』術者を中心にして広範囲に、自分より弱い敵に恐怖を植え込み逃げるように仕向けるスキル。
『マス・フィールド・ルーツ』術者周辺の複数の敵を、一定時間ホールド状態に陥れる。
『ペトリファイ・サークル』術者を中心に周りの敵を一定時間石化状態にして動けなくする。石化している間は一切ダメージを受けない。
〇神化魔法職:アークウイザード
《攻撃》
『エア・ストライク』圧縮された空気弾を敵に撃つ風属性の攻撃魔法。全ての魔法職に於いての初期攻撃スキル。
『マジック・ブレイク』対象の魔法防御を破壊し、更に追加で魔力でダメージも与える。
『ファイア・ストライク』単体攻撃用の炎系初期魔法。
『パイロ・イラプション』約2,000度の炎塊を飛ばしそのターゲットを炎で包み込む、炎系中級攻撃魔法。
『イグニス・フレイム』持続的に小ダメージを与える炎攻撃スキル。持続時間は使用魔力量によって変化する。
『フレイム・トルネード』術者を中心に広範囲に炎の輪を広げる炎系範囲攻撃スキル。
『フレイム・ヴォルテックス』炎の渦が敵を取り巻き焼き続ける。範囲用持続ダメージ攻撃スキル。
『マーズ・インフェルノ』炎属性最高攻撃力を持つ高位炎撃魔法スキル。超高密度に圧縮された高熱の炎を一気に解放する。その熱は太陽プロミネンスを超える数万度にまで達する。
『エレメンタル・バースト』火・水・風・土の四元素を混合して暴発させるアークウイザード最大魔法攻撃スキル。各元素の取り込み度合いでその破壊力も変化する。
『グレート・メテオ』火属性最大範囲攻撃スキル。天上より灼熱の流星を落とし、辺り一帯を一定時間持続ダメージを与える灼熱地獄と化す。
《補助》
『サモン・キャットザキャット』初期魔法職の召喚スキル。呼び出した召喚獣が術者を護り、一定周期で回復もしてくれる。
『スペルブレイカー』敵の詠唱を阻害し、一定時間魔法の使用を妨害するスキル。
『ナイトメアミスト』眠りを誘う霧を発生させ、一定時間眠らせる魔法。ショックを与える事で目覚めるが、悪夢の影響で一定時間ステータスが半減する呪いが付与される。
〇神化盾職:センチネルナイト
『フレッジ・オブ・ガーディアン』盾の防御力を2,000上昇、魔法及び物理防御を250%上昇、回避率及び速度を80%上昇させる盾防御特化のスキル。
『ヘイト』敵単体に向け挑発し、自分に向けて攻撃を欲求を向けさせるスキル。
『スプレッド・ヘイト』周囲の敵を挑発して、強制的に自分を狙わせるスキル。
『バインド・ウィズ・チェーン』ターゲットを鎖で引き寄せ、自分を攻撃対象にさせる。
『グレイト・ヘイト・オーラ』広範囲の敵の正気を奪い、自分を攻撃させる。敵は攻撃力が上がるが、防御力が落ちる。
〇神化回復職:グレートワイズマン
『ヒール』対象の生命力を、消費した魔法力に応じて回復させる。回復魔法の基本スキル。
『ブライトヒール』一瞬で体力魔力を全回復させる、単体用全回復魔法。
『チャージ・オブ・マナ』対象のMPを一定数回復するスキル。
『チェーン・リジェネレーション』術者を中心に、味方全てを生命力のラインで結び、一気にHPを再生し、短時間生命力を回復し続ける。
『ヴァイタリティ・リリース』術者の周りの味方のHP・MPを全回復させる。
『リザレクション』戦闘不能の者を蘇生させる。
『フィールド・グレーターヒール』選択した相手を中心に、広範囲に複数の回復を行う治癒魔法。持続回復効果付き。
『フィールド・グレーターバトルヒール』選択した相手を中心に、広範囲に複数の回復を一瞬で行う治癒魔法。持続回復効果付き。
『グレーター・ピューリファイ』毒、麻痺や石化など、あらゆる物理的な異常状態を解除する、高位の浄化魔法。
『ブライト・オブ・パージ』呪いは勿論、精神的な異常状態も含め全てのデバフを消し去る事が出来る、最上位の浄化解除魔法。
『サモン・ユグドラシル』世界樹の若木を召喚して、その木蔭に居る者に生命の息吹を与える。
『サモン・ライトフェアリー』呼び出した妖精が、指定した相手のHPを一定間隔で回復をし続ける。
〇神化近接職:デュエルバーバリアン
《攻撃》
『インパクト・ブラスター』溜めた剣気を飛ばし、遠距離の敵を攻撃する。
『インパクト・ストーム』剣気を放ち、遠距離の敵とその周囲にダメージを与える遠距離範囲攻撃スキル。
『インパルス・バースト』剣気を自分を起点に扇状に前方へ撃ち出して、広範囲の敵を攻撃する近接範囲攻撃スキル。
『ソニック・ブレイカー』剣気を溜めた二刀武器で音速を超えた攻撃を放つ。
『ファイナル・ソニック・ブレイカー』剣気を溜めた二刀武器で音速を超えた連続攻撃を放つ。近接最大攻撃スキル。
『ナイン・ライトスター』一瞬で光の速さで九つの光跡を描き、自分の周りの敵を無差別に攻撃する。近接範囲攻撃スキル。
『パワー・イラプション』自分を中心に周りの敵を攻撃し、転倒させ移動力を落とす。範囲攻撃スキル。
『ニードル・オブ・ハンドレットビリオン』Needle of hundred Billion(一千億の針) インパクトブラスターを針の様な極小に細分化し一度に多くの、文字通り一千億の的を穿つ。攻撃威力は著しく低下し、射程も極短い物となる。『針の目を通す』様に的に当てる為の集中力も絶大な為、使用者の消耗は恐ろしく激しい。
――――――――――――――――――――
「第3章登場人物」
本日中に投下いたします。
これにて3章は終了でございます。
長い間お付き合い頂き、誠にありがとうございました!
4章こそは、しっかりとプロットを組み立ててから投稿して参る所存に御座います!
どうぞ、暫し! 暫しのお時間を頂きたく!<m(__)m>
時折、幕間を投下する予定でおりますので、何卒よしなに!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます