5-8.スーリの能力について
5-8.<
スーリの魔法の正体があきらかになるバトルシーン、後編です。
ヒロインの能力がけっこう不気味、というのがわりと好きで、リアナのデーグルモール化もそうですかね。
“わが名はレギオン、われわれは大勢であるがゆえに”というのは聖書からのフレーズだそうですが、よくフィクションに使われているので、私もそちらから知りました。
最初のアイデアで「<
この能力の発現で「おおっ」と思ってもらうためには、敵にぎりぎりまで追いつめられるところをしっかり書くことと、納得してもらえるような伏線配置が大事ですよね。なのでこのあたりはけっこう何度も手をくわえたんですけど、難しかったですね~。もしかしたら情報が多すぎるのかもしれない。
・パトリオは自分も使役系の魔女であることから、魔法を使うためにスーリがつぶやいていたのが呪文ではなく、使役の名前を呼んでいることに気づく。
→プラス、それが単に使役の名前ではなく「人間の名前」であることに気づき、スーリがなにを使役しているのかを理解する。
なので、人間の名前にしか使わない敬称、「サー○○」とか「マスター○○」っていうのを入れていました。でも、やっぱりちょっと、わかりづらいですね。改稿で、ここがすっきり理解してもらえる流れに整えられるといいのかな。
でもまあ、いくらわかりづらかろうとこういうのを書くのはとても楽しいです。ンフッフフフ……。主人公の無双バトル、中二病的楽しさですよね。
第一話で薔薇をよみがえらせるシーンなんかも、いちおう能力の暗示のつもりで出しています。よく考えてみると、死者の魂を呼びもどすことと薔薇をよみがえらせることは近いようで違うことだなと思ったんですけどね。なので、こちらのエピソードは改稿時に消すかもしれません。
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