特に恋愛ものでは感情はしっかり書かれている方がいいんでしょうね。
読者は作者ほど情報を持っていないから、感情まで読み取れないと言う可能性もありますが、どちらかと言うと、分かってはいるけれど自信がない。あるいは本文で読んで補強したいというのもあるかもしれないです。
「そうそう。本当は好きあってるんだよね、ムフフ。」ってのを作者様と共有してる感じも良いのかもしれない。
Webでよくある、彼氏視点で同じ場面を描くっていう手法もそうなのかなとか思いました。(個人的には別視点で同場面はちょっと苦手)
作者からの返信
>分かってはいるけれど自信がない。あるいは本文で読んで補強したい
>「そうそう。本当は好きあってるんだよね、ムフフ。」ってのを作者様と共有してる感じ
な、なるほど……:(;゙゚'ω゚'): すごく納得しました。どちらも自分にはなかった視点です。でも、たしかに、自分も読んでるときはそうかもしれない!
わー、貴重なご意見ありがとうございます。補強のために書くっていうのいいですね。意識してみよう。
そして
>Webでよくある、彼氏視点で同じ場面を描くっていう手法
「Side:○○」ってやつですね。これは私も苦手で、自分ではやらないんですよねー。でも、なんらかの需要があってやってるんでしょうね。そういうのが好きな層に向かってピンポイントにやってるのかな。
ヒロインを溺愛しているヒーローの心のうちが文章化されていることの需要。考えてみるとおもしろいテーマかもしれない。
ラブは誰の視点でどのていど語るかで、かなり違ってきますよねぇ。
ちなみに青蘭の話はシリーズ通して九割がた龍郎の一視点なんですよ。
龍郎の目を通して映る青蘭の姿から、青蘭の本心が推測できれば成功っていう書きかたですね。
さすがにそれだけではムリなので、たまに青蘭視点になるんですが。
スーリの話もほぼスーリ視点だから、ジェイデンの心境をくわしく書き機会はかぎられてきますよねぇ。
作者からの返信
青蘭の話は、龍郎の一視点でもじゅうぶん青蘭の本心がわかるよう書かれてますよね。いまちょうど、青蘭のやきもちシーンを読んでいるんですけど、すごくわかりやすいです。
スーリは男女の機微にうとい設定なので、彼女視点だと、ジェイデンからのラブがあんまりつたわってこない感じがすると思うんですよね。これはもうちょっと工夫の余地があったかなと思うところです。
ジェイデン視点というのは、あまり入れたくないので、スーリ以外との会話とかそういうあたりで本心をもらすような書き方にするといいのかなあ。