2-4.フィリップの立場
クルムの失せものを探すという名目で、お城に連れていかれるスーリ。
医者である彼女がそんなことまでする必要はぜんぜんないので(それは第一話の人探しもそうですけど)、この流れは多分にジェイデンの強引さとスーリのチョロさだけで成立してますね。もうちょっと必要性があると説得力が増すでしょうかね~。課題。
オスカーはジェイデンとおなじ陽キャタイプですが、やつほど押せ押せではないのでスーリも苦手意識はじょじょに薄れていったようです。彼が恋愛したらどうなるのかなと想像してみましたが、陽キャとはいえ無骨なタイプなので意外と奥手かも。ジェイデンがあの手この手で後押ししてやるのが目に見えます。なんだかんだ、そういう持ちつ持たれつで仲がいいのかもですね。
さてお城。イドニ城はクライマックスの舞台にもなるので、早めに出せてよかったです。もうちょっと城内の描写を入れてもいいかな~と読み返して思ったり。
それからフィリップ伯登場ですね。
国境を守る領主で、「伯」と呼ばれていますが、いわゆる「伯爵」ではなく辺境伯のような立場として書きました。国内での序列は王に次ぎます。(なので、妻も「妃」と呼ばれていました。)
ちなみに、舞台となる国は歴史が浅く、国王の縁戚としての公爵などは不在です。順当に長兄が王位を継げば、ジェイデンが公爵になるでしょうか。
いろいろ過去がありそうな男ですが、この回では「息子のヤンチャに理解がある父親」みたいな第一印象を持ってもらえるよう書きました。
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