第21話放屁事件

なんで、仕事中に屁をこきたくなるのだろうか?

しかも、静かなオフィスで。

一度、すかしっ屁したが音は誤魔化せたが、においが強烈で、僕は、

「誰だ?屁をこいたやつは!」

と、一被害者を装おった。

その時は大事に至らなかったが、ある日に屁が我慢出来なくなり、トイレに行こうと立ち上がった瞬間、放屁した!


ブバッ!


僕だけ立っており、あたかも犯人は僕です!と、言わんばかりの状況だ。

僕の後ろのデスクの女性は、あからさまに嫌な顔してた。

だって、我慢に我慢を重ねた屁だもん。

それはそれは、強烈なにおいが漂った。

それから、しばらく僕のあだ名は、"スカンク"であった。

小学生じゃないのに!

ええ、僕は屁をこきましたよ!悪いけど、あれは不可抗力だ!誰も、避ける事はできやしないよ!


それから、オフィスがくさい時は、真っ先に僕が疑われるようになった。

実じゃなくて、ホントに良かった。

実が出た話しはまたいつの日か。


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