第10話 人間の野望
さて、これまで、いろいろな話をさせてもらいましたが、じゃあ、タルタリア人には、欲望は無かったのか?
そんな話をしたいと思います。
野望は、無かったのか?
当然あります。
けども、野望、欲望・・多分単語が、違いますね。
野望、欲望ではなく、やりたいこと、好きなことです。
それは、一人、一人違うので、何とも言えません。
ある人は、建物を造ることが、好きな人、その設計をすることが、好きな人、新たなもの、道具を、作るのが好きな人それは、人それぞれでした。
だから、各々が、好きなこと。
やりたいことを、やっていたということです。
エネルギー自体は、ただ、無料なので、しかも食料を、必要としませんから、労働は、存在せず、ただ、好きなこと、やりたいことを追求する人が、ほとんどでした。
なので、現代とは、大違いです。
現代も、実は、エネルギーは、無料で作り出すことができます。
だって、我々、タルタリア人は、それを実現させていたからです。
家の冷房システム、交通機関、それらに使うエネルギーは、当然無料です。
信じられないかもしれませんが、現実にタルタリアは、実現していたのです。
高度な文明でした。
ただし、自然を破壊するようなことは、一切行っておらず、動植物とも、共生していたのです。
じゃあ、なんで滅亡したのか?
それは、後で説明します。
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