意味不
エレジー
第1話
今、大学1年の息子が3歳くらいの話。翌日休みだったので、晩御飯がてら妻と子供と3人で居酒屋に行った。
すると、隣にも同じような年頃の夫婦と子供の客がいた。
最初は別に話してなかったんだけれど、子供同士が遊ぶようになり、その夫婦とも自然と話しをするようになった。子供が同い年で同じ男の子。お互い初めての子供という共通点もあり、子育てのあるある話などで盛り上がった。
私たちと年代も同じだったという事もあり、2時間くらい話し込み飲んでいた。
「ウチこの近所なんですよ!子供たちもまだ、楽しそうに遊んでるし、家で飲みましょうよ!」
向こうの旦那さんがそう言った。
「え~、そんな初めて出会ったばかりやのに、家に行くんは・・・」
「いやいや、気にしないで下さい!エエよな?」
「あーもう来て下さい!!散らかってますけど!(笑)」
こういうパターンの時は、突然来られたら女性は嫌がる。でも、隣の奥さんの反応は嫌そうな態度ではなかった。むしろ大歓迎みたいなテンションだった。
私が妻に(行く?)と、アイコンタクトしたら戸惑いながら笑顔で頷いた。こちら側の反応も気になっていた私はそれを見て行く気になった。
店を出て近くのコンビニで酒、つまみ、子供のお菓子などを買い、歩いてその夫婦のマンションに行った。
へ~こんな出会いもあるんだ~なんて、呑気に考えていた私。
この時までは・・・
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