第10話

そして1年後・・・。


「ねぇマリン、あなたお付き合いしてる人いるでしょう?すごく幸せそうだし」


「うん、います。私には彼しかいないわ・・・。いつかお母さんに紹介するね」


「ええ楽しみに待ってるわね」



「ライルお仕事お疲れ様」


「マリンありがとう」


ライルは1年でナタイア先生から全て教わって完璧に出来るようになり、天界の若手名医が誕生したとライルはみんなに大人気なの。


「合格だライル」


「ってことは・・・」


「一月後にお前に後を継がせることに決定だ。ライルもうすうす気づいていただろう?家も増築したから、いつでもマリンと暮らせるぞ」


「ありがとうございます父さん♪」


「よく頑張ったなライル・・・。マリンの両親に挨拶して来るといい」


「はい父さん・・・」



そして5日後に私の両親に挨拶に行く事になった。


「ライル緊張してる?」


「当たり前だろ?」



「お父さんお母さん」


「いらっしゃいライルくん」


「よく来てくれたライルくん」


「はじめましてライルです」


「ふふっ、そんなに緊張しなくていいわよ」


「ありがとうございます」


「あの俺実は・・・」


「天使と悪魔のハーフだったんだろう?大丈夫マリンから聞いてるよ」


「ごめんね勝手に言って・・・でも嘘ついたままじゃ嫌だったの・・・」


「うん。俺もちゃんと言おうと思ってたから。ありがとうマリン」


「ライルくんはマリンを愛してくれているかい?」


「はい愛しています誰よりも・・・」


「なら何も言う事はないな」


「いいんですか?こんな俺で・・・」


「ライルくん、こんな俺でって言うのはこれっきりにしてくれないか?マリンは君の事が大好きなんだから。その言葉は封印してくれるかい?」


「はい。マリンさんを俺のお嫁さんに下さい」


「幸せにしてくれるかい?」


「はい必ず幸せにします」


「ふふっいいわね~可愛くて♪ねっあなた❤」


「ああ。俺達もこんな時があったのを思い出すよ。まぁ今でもキミを愛してるけどね」


「まぁ♪私も昔と変わらずあなたを愛してるわよ❤」


「ああ、ちゃんとわかってるよ」


お父さんお母さん、いきなりラブラブしないで欲しい・・・見てるこっちが恥ずかしいんだけど・・・。


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