第13話 事もなげに‥

「あ、あの・・ああ!女の子が・・それから女性の腕が」

「あ、いない 二人ともいない」慌てふためく私に彼は一言

「いませんね」彼は事もなげに言った


階段下に落ちたはずの女の子の姿が消えた

それに腕が砕けた女性も・・


「お嬢さん これからは階段を歩く時は少し慎重に

それからね、強く 気を失う程の頭を打った時は 必ず医者さまに診察か連絡を

それが原因で死ぬ人も居ますから」


「はあ・・はい、気をつけます」

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