美月の連れ去りと密猟者


 「亮介さん!奥方が密猟者に連れ去られたで‼」抹茶の粉末を売り終えたタカユキが、亮介や清一たちのいる通りへと慌てて走って来た。

 亮介はナターシャやリーナ、清一らとバールや金属の板が置かれている倉庫内に近づく。『ミーン』によって口に粘着テープを二重に巻かれた美月と、密猟者5人がいるのが窓から見え、花瓶の割れる音が響いた。


 


 


 

     



 

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