第14話
「噓だ、、絶対に、、、サリーはそんな事しない、、」
自分にそう言い聞かせるが、それとは正反対に確信とサリーへの疑いは深くなっていった。あんなに綺麗なキャラメル色の髪の人はサリー以外いない。
何よりサリーがやったという証拠はいくらでも思いつくのにやってないという証拠は何一つ思いつかない、
「そうだ。財布」
何にもない顔して渡せばいいだけの話だ。渡しに行った方がいいだろう、
「まずはサリーが人形捨て場から出てからだな」
サリーはいつから人を人形に変えていたのだろう、もしかしてあの人形の山全てサリーがやったのだろうか。天使のようだったサリーの笑顔は、あの頃のように戻れたと思っていたシェアハウスは悪魔のように思えていった。
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