俺的創世期

【この小説は、性的な表現が多用されていたため、コンプライアンスに準じる形で修正を加えました】


よいしょ、よいしょ。


よいしょ。


一生懸命、【どすこい相撲】をしているのに、全然、【新弟子】が出来ないぞ。


もしもし?


誰ですか?


神の一つ外側にいる存在ですよ。


ええ!?僕が神だから、お隣さんって訳ですね。


ただのお隣さんじゃあなくて、偉いお隣さんですよ。


そうですか。すみません。今、僕、【どすこい相撲】をしているので、終ったらあとで、鹿目矢蔓延堂の和菓子でも持って、挨拶に行きます。できたら。よいしょ。よいしょ。


もしもし?


誰ですか?


神の一つ外側にいる存在ですよ。


ええ!?僕が神だから、お隣さんって訳ですね。


ただのお隣さんじゃあなくて、偉いお隣さんですよ。これループする?


ごめんなさい。今、【どすこい相撲】に忙しくて。


いや、だから、もしもし?


だから、はい?


それ、【どすこい相撲】じゃないんですよね。


え。


それ、【どすこい相撲】じゃないですよ。


何を言ってるんですか。こんなに【土俵への熱い思い】。【どすこい相撲】ですよ。


いや、違うんです。


気持ちがいいですよ。


それ、【どすこい相撲】じゃあなくて、【朝稽古】なんですよ。


はぁ!?


だって、あなた、独りでしょう?【朝稽古】なんです。


そ、そんなバカな。こんなに【土俵への熱い思いな】のに。そして、この、精神が疲弊し、後の事のはどうでもよくなるこの精神性が、【どすこい相撲】じゃあないのですか。こんなにも尊いのに。


いや、感じ方人それぞれですけど。


え、【カンダタ】?


あなた、明らかに一人で、【髷】を上下に【新弟子検査】してるじゃないですか。それ、【どすこい相撲】じゃあなくて、【朝稽古】ですよ。


そ、そんな。これは、【どすこい相撲】だと思って、出た【相撲愛】を【稽古場の土俵】に何【年】も【積み重ね】たというのに、これは、【どすこい相撲】じゃあなくて、【朝稽古】だったのか。なんという事だ。貯めこんだ【相撲愛】はもとより、ローンで買った【土俵】、その【金利】、全てが無駄だったのか。


無駄、でしたね。方々に【粗塩】が散らかって、下からも苦情が来てます。


え、ええ!?


ちょっと、やんちゃが過ぎましたね。


私はどうすればよいのですか、お隣さん。


まあ、とりあえず、【どすこい相撲】は諦めて、【土俵】に貯めこんだ【相撲愛】も捨てて下さいね。後、プライベートな事は、全部諦めて下さい。


はい!分かりました!


【どすこい、どすこい】。


大地にまき散らされた【粗塩】を腸として、神の【相撲愛】、【相撲放送】が大地に降り注がれた。有名なノアの大洪水である。【相撲放送】で大地は一度流され、その後に、神の【相撲愛】が大地の色んな粒粒にやたらめったら、【相撲留学】し、これでもかと生命が芽吹いた。その後、それぞれの生命は、独自の進化を経て、現在にいたる。


 古代の火星での出来事である。


※はてなグループ(サービス終了)で「DATE: 02/14/2010」に公開されてました。もう11年以上前のことだから、当時の俺が何を考えていたか覚えてないし、ネタ元が分からないことも多数。


【2021年12月13日にカクヨム運営により公開停止となりました】

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