　陸上自衛隊には職種と呼ばれるものが１６種類ある。私が配属されたのは当初野戦

特科。いわゆる砲兵である。ウクライナ軍で大活躍してるのもこれ。米軍供与の

M777榴弾砲が威力を発揮してるようだ。正直火砲がゲームチェンジャー？という疑

問はあるが、対抗射撃を除いて砲兵の天敵である航空機による攻撃が、ロシアが制空

権を取り損ねてあまり脅威ではない現状が火砲が戦況を大きく左右する状況になって

るのだろう。

　偵察にドローンを使ってるようなので、射撃の観測、射程距離が長いので当然射撃

先の観測手段の確保が重要になるが、そこもドローンが担っているのだろう。

　今回のウクライナ侵攻は各国いろいろ戦訓を得る機会になったのではないかと思

う。

　陸上自衛隊も削減一方の火砲の定数の是非、主に火力不足で弱体をさらけだしたロ

シアの大隊戦闘団に類する、即応機動連隊に対する考え方にも影響を与えるかもしれ

ない。

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