神殿内部
「待たせたな!何人か暇な兵士を連れて来れた!」
ダイスケさんは戻ってくると何人かの兵士を僕に紹介してくれた。
全員腕利きの兵士らしく頼れる味方になってくれそうだ。
「じゃあ、作戦を説明する。」
僕は全員に作戦を告げた。
やることは簡単だ。
中にいる番人と思われる大量の兵士をダイスケさんの小型ガトリングで攻撃できるだけ攻撃し、その後で疲弊した敵を叩くという作戦だ。
「よし、みんな。行こう!」
僕はダイスケさんがガトリングを用意したのを確認して扉を開けた。
「撃つぞ!」
ダイスケさんの指示で僕はすぐさま伏せて扉の前をどく。
「効いてるか!?これ……うわっ!!」
ダイスケさんがなぜか砲座を降りたと思ったすぐ後でガトリングが爆発した。
「遠距離攻撃無効が貼られてる可能性があるな……。こりゃあ近接線になりそうだ。」
「マジかよ……んで、敵は遠距離攻撃を仕掛けてくるわけか……。しょうがない!作戦変更!」
変更した作戦はこうだ。
遠距離が効かないのでジュデボラには回復魔法の詠唱の継続。
ジュデボラの警備にマイ。
残り全員で攻撃を仕掛けるという作戦だ。
「負傷したらすぐにジュデボラの近くに戻るんだ!いいね?あの魔法は距離が近いほど効果が上がる。」
僕たちは覚悟を決めて中に入るしかなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます