006「自閉の門外」
私はパズルが苦手だ。
やり方は分かっていても、頭の中でモヤモヤ
していて、分からない。
私は間違い探しが苦手だ。
重ねて見ないとほぼ同じ。
私にはこだわりがあった。
5が好きで、20以下の2の倍数が好き。
私に会話を求めないで。
私に聞いても帰ってくるのは虚無だけ。
私は回るものが好き。
コマとか、時計とか、車のタイヤとか。
私に運動を求めないで。
期待したって失敗ばかり。
私は、貴方の様に上手く生きれないの。
だから私の前から消えて。
そうじゃないなら……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます