一章までの登場人物

☆一章に実際に登場した人


○小園井音[おそのい おと]

17歳 163cm  誕生日2月1日


未来のハーレム王。一章段階では心臓病に寝取られ?に引きこもりと散々な目に合う。


ミディアムロングの黒髪で、顔も美人だと評されることが多いが、小中高一貫して誰よりも早く学校から帰るため、そもそもクラスメイト以外には認知すらされていない。


動揺を表に出さず常に大人びているため、横に並ぶと意外と背が低くて驚かれることが多いタイプ。


しかし、そんな性格だからこそ、学校社会の常識に疎い所があり、高校に入学して播川瑞羽に教わるまでなりきりチャットが恥ずかしいものだと認識していなかった。


他にも、メンヘラという言葉の存在を知らず、死にたいと主張する女子中学生のグループを本気で自殺志願者だと思い込み毎日相談に応じるなど、世間知らずのところがあるが、このエピソードは本編に一切関係ない。


初めて出来た親友である播川瑞羽のことを信頼しており、何も言わずに去られたことに多大なるショックを抱いた。


くじらの小部屋では『メトロトレミー』のキャラ、辻凜花になりきっていた。



○播川瑞羽[はりかわ みずは]

17歳 155cm 誕生日1月12日


本作のヒロイン1号。過去に脅迫事件を起こしており、それをネタに脅迫を受け主人公の元を去った。


淡めの金髪のふわふわパーマのショート。前髪を結っておでこを出している。


顔つきが幼いため甘く見られがちだが、それでも交友関係の広さや情報収集能力の高さから、周囲の人物には人気があった。


しかしそれは脅迫事件を引き起こし考えを改めてからであり、それ以前は自分の居場所を持っておらず、なりきりチャットくじらの小部屋に依存していた。


一方的に小園井音が同じチャットルームのメンバーだと気づいていたが、自身の負い目からそれを打ち明けずに一緒にいることに心地よさを覚えていた。


他人に攻撃的な姿勢を取ることもある昔ながらのヤンデレ。


くじらの小部屋では『メトロトレミー』のキャラ、亜萌天子になりきっていた。



○秋窪紅葉[あきくぼ もみじ]

18歳 170cm 誕生日11月14日


本作のヒロイン2号。一章では寝取ってくる人。


女子校の人気者タイプで、本人もそちらに合わせている。歌が上手かったり、成績優秀だったり、スペックは極めて高い。


寝取ってくる癖に基本的に性格も親切。


一章では黒髪をショートで切り揃えており、髪のキューティクルが凄いことが知られている。

過去に、愛した中田愛弓に勢いで告白したことで傷つけてしまい、そのことで心に傷を負っている。


周囲の物を遠ざけて孤立させてくるタイプのヤンデレだが、心根が優しく、相手をコントロールするというよりは執着しすぎて自分が振り回される。


一章では、愛弓の代わりとなる播川瑞羽を見つけるまで三年間ずっと病んでいた。

主に百合を扱う本作では珍しく、自覚のあるレズビアン。



○中田愛弓[なかた あゆみ]

18歳 165cm 誕生日7月7日


本作のヒロイン3号。だというのに一章では閑話にしか登場しない。


タレント、Vtuber、グラビアとなんでもこなせる超有能。

元祖金髪ふわふわパーマで、播川瑞羽の髪型は中田愛弓を真似したもの。ただし、播川瑞羽とは異なり前髪はそのまま下ろしている。


絶世の美人で、本作唯一の巨乳。


性格は善良にして、社交的。かつ賢明であり、本来ならこんなタイトルの小説に登場してはいけないほど出来た人間だが、『メトロトレミー』に関わったばっかりにストーリーに参戦してしまった。


基本的にちょっとしたSで、他人が、特に可愛い女子が困っている様を見るのが好き。


小学生という多感な時期に秋窪紅葉というヤンデレと一緒にいたものだから、基本的に女性に対しては距離が近い。


中学生時に天才子役として舞台『メトロトレミー』の主役亜萌天子役に抜擢されたが、脅迫を受けて仕事がなくなった。


しかし極めて能力が高いためグラビアアイドルに転身、その後テレビタレントとなり成功を収めた。



○沖宮青葵

17歳 172cm 誕生日5月5日


本作のヒロイン4号。一章では少ししか登場していない。


超長身で、手脚も長く、長身痩躯という言葉がぴったり似合う。ショートの無造作ヘアーを真っ青に染めており、見る人が見れば引きこもりだとすぐに分かる。肌もかなり白い。


主人公との接点はなりきりチャットルームくじらの小部屋のみ。引きこもりでほとんど外には出ない。


しかしそこでの会話から『メトロトレミー』を終焉に導いた播川瑞羽の存在に気づき、在野恵実と徒党を組んで播川瑞羽を追い込んだ。


本作で唯一ヤンデレではないヒロイン。本作きっての常識人であり、外見はや口調は最も特徴的だが、内面はまとも。


ハンクという名前の大きい犬を買っている。


くじらの小部屋では『メトロトレミー』の男性キャラ、阿古照樹になりきっていた。



○小林リリー

17歳 160cm 誕生日7月15日


クラスメイトA。実はハーフ。


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☆作中に登場していない人物


○在野恵実

24歳 170cm 誕生日9月11日


優しいけどすぐカリスマぶってしまう。ひと目見れば分かる奇人。


茶髪ボブカットのの美人で、スタイルもいいが、平気でシルクハットを被って外に出る。1章時点では、『メトロトレミー』が脅迫事件によって終わってしまい、フリーターになっていた。


業務委託のデータ入力でなんとか食いつないでいた。1章の瑞羽に対する脅迫には実は容認しただけでそれほど関わっていない。


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☆『メトロトレミー』に登場するキャラ


『メトロトレミー』のキャラ設定は本編に関係ないので気になる方はどうぞ


○辻凜花[つじ りんか]

18歳 165cm 誕生日8月7日


切り揃えた長い烏の濡羽色の髪を後ろで束ねており、常に学生服だが腰には刀を佩いている。

「ではないか!」とか「~だろう」といった武士系女子にありがちな口調をしている。


小園井音のお気に入りキャラ。


厳しい両親の元で育ったが実は可愛いものが好きであり、そのため「地下鉄」に誘われた。


天秤座の力を手に入れており、「両断」の能力を有している。らしい。


辻凜花という名前は在野恵実が二秒で考えたが、段々とお気に入りになったという逸話がある。

『メトロトレミー』の味方キャラの中で一番「地下鉄」歴が長く、チュートリアルキャラも務めた。そこが小園井音の琴線に触れたのかもしれない。


○亜萌天子[あもい てんし]

18歳 150cm 誕生日10月4日


金髪パーマ。基本的には一章の瑞羽ちゃんは彼女にそっくりであるといっていい。

瑞羽は小園井音の前とそれ以外とで口調を変えていたが、小園井の前での話し方は亜萌天子のそれに近い。


基本的には小動物が大好きなおっとりした少女だが、小さなことでいさかいを起こす社会に対して強い疑念を持っており、「地下鉄」に誘われた。


このキャラ設定に共感を覚える者も多く、人気キャラだった。

乙女座の力により、「実りを自らの手にする」力を持っていた。


群像劇である『メトロトレミー』においても主人公として登場することが特に多い人気キャラ。また、キャラソンがよく、『メトロトレミー』人気が失われた後もちょくちょく話題に上がった。


○阿古照樹[あこ しょうき]

18歳 175cm 誕生日3月29日


灰色のウルフヘア。実在していないとはいえ、本作『女子校で百合百合していた親友が先輩に何故か突然NTRたけど、過去に戻れたからVtuberになって取り返す~ヤンデレの元カノに身バレしないかヒヤヒヤです~』唯一の男キャラ。


天才過ぎて排他されたため社会に不満を覚え「地下鉄」に招かれたというテンプレチックなキャラ設定だが、結構人気があった。


くじらの小部屋において沖宮青葵が扮していたが、なんと、沖宮青葵は引きこもりであるため阿古照樹のなりきり以外で話す機会が存在せず、語気や口調が完璧に移ってしまっている。


射手座の力により、「病を治す」能力と「矢で射抜いた相手に病を与える」能力を持っている。

名バトルが多く、戦闘シーンには定評があった。


人物紹介は以上です。


『メトロトレミー』そのものの設定は、興味を持っておられる方がいたら書きますね笑。

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