第9話薬剤性パーキンソン病

統合失調症の患者は病院によるかもしれないが、かなりの量の薬を服用する事になる。

精神安定剤と睡眠薬が大量に処方される。

すると、身体が勝手に動き出す症状に悩まされる。

貧乏ゆすりをしたり、顔がひきつる、薬剤性パーキンソン病に悩まされる事になる。

手が震えたり、ヨチヨチ歩きなども現れるが、薬剤投与の中止で症状は消えるのだが、統合失調症の患者は何かしらの薬を服用しないといけないので、アキネトンのような症状を軽減させる薬を併用する事になる。

これは、僕の場合であって、周りの統合失調症患者がどんな薬を服用しているか分からないので、薬剤性パーキンソン病になるのかは分からない。


僕は雪だるま式に薬が増えていったので、貧乏ゆすりや手の震えに悩んでいる。

歩き方も怪しい。

だから、主治医に相談して薬を色々変えてもらったが、もう行き詰まりだ。

どうする事も出来ない。

もう、歩き方は治ったが手の震えは諦めている。

こんなに、治療薬の副作用で苦しんでいるのだから、家族には理解してもらいたい。治療する為の薬で、また違う病気を引き起こし更にその症状を押さえる為に薬を服用する。

負のスパイラルは続くのである。



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