第6話生産性の無い障がい者
僕は先月まで、福祉作業所で働いていた。
しかし、体調が悪く、水中毒で入院し、ある日作業所のスタッフから、僕はB型施設へ通ってはどうだ?と言われた。
昨今、生産性の無い障がい者は必要とされないのである。
少しずつ、体力を付けて一般就労を目指していたのに、非常に残念である。
一般で働けないから、福祉作業所は存在するのではないか?
こう言われた時、ここも営利目的なんだろうか?と、考えてしまった。
現在、右足の痛みもない、手の震えも止まり新しい職場を探しても良い状態にある。
就活の際、福祉作業所は選択しない。
もう、ゴメンだ!
僕はほんわかした職場で働きたい。ガツガツ金を稼ぎたいとは考えていない。
働ける範囲内で、後は体調管理をしっかりして、長く働きたい。
障がい者枠企業で再就職する野心も消えた。
パートのオジサンでいい。お金は二の次だ。
だから、生産性の無い障がい者を切り捨ててきた、バカな施設や会社はいつか筆誅を与えてやる。
その日は、近いと感じている。
首を洗って待っておけ!こうして今日も血圧が160を越えるのである。
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