第4話友人が減る

どういう訳か、統合失調症を発症させると友人が少なくなった。健常者には、僕が異常に思えたのであろう。

だけど、結婚は出来た。バカ会社の連中とは連絡取る事もなくなった。

だが、中学の同級生、俊ちゃんがいるし、何よりカクヨムで知り合った、ブリュ姉さんやヒロちゃんが新しい友達になった。

途中、頭が変なヤツが2人程いたが、ブロックの刑に処した。


やはり、同じような苦しみを味わった人間が集まるものだ。

みんな、言っているが精神病は心の風邪ではない。肺炎である。

間違えれば命を絶つ者、数年間、閉鎖病棟にいる者、犯罪を犯す者がいるのだが、普通の精神病患者は孤独ややるせなさを感じている。それ以外の精神障がい者は恵まれているのだ。


だから、精神に病のある人は芸術に向かう傾向にある。音楽、絵、文筆と。

嫁さんは統合失調症を理解はしてくれないし、夫として認めてくれてるのか分からないが、一応、一児のパパであるから幸せ者であろう。

友達は少なくても良いと考えている。

心の通じ合う、親友が3人いるので贅沢は言わない。俊ちゃんとは3年会ってないし、ヒロちゃんはリモートで会っただけだが、好感を抱いている。ブリュ姉さんは感謝している。


こうして、俊ちゃん以外健常者の友人はいなくなったのである。



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