イジメられた娘は異世界で回復役?僕は英雄なのにヒーローになれなかった
@kanaderuki
第1話 異世界転移
今僕は彼女「河合 佳音」と校舎の屋上からダイブししている。
僕は「英雄 翼」いつも名前負けしてると言われる。
父は僕の名前を「えいゆうはすべてをたすけるからと
えいゆうたすく」と名付けた。
父も英雄と言う苗字を嫌っていたが、養子縁組が出来ずしかなく英雄を名乗っているそうだ。
彼女の名前は「かわい かのん」と言う名だ。しかし
かわいいねと読めるから、そんなに可愛くないくせにと名前負けしてるからとイジメられていたのだ。
中学に入学して佳音と同じクラスになり、そのようなことでイジメられていた佳音を庇ったことから、僕も佳音と同じようにイジメられていた。
屋上でイジメられていた佳音はイジメが、エスカレートしレイプされそうになっていたのだ。
僕はここで助けなければいつ英雄になれるのだと、意を決して男三人を突き飛ばし佳音とそのまま屋上からダイブしていたのだ。
佳音に「ゴメン助けたつもりが死のダイブになってしまった。それでも佳音だけは助けるから。」
僕の体を佳音を庇うように重ねた。
佳音は「いつも助けてくれてありがとう。この世に未練ないから大丈夫だよ」
何が大丈夫なんだろうと考えていた。
二人を暖かな光が包み込み二人は消えてしまった。
二人は目覚めた時、ここは何処?と顔を見合わせていた。
「ゴホン」と声がした方へ顔を向けた。
「えっ女神さま」とまた二人は顔を見合わせた。
翼さん貴方の行動は、英雄に相応しい行動をしたこと。佳音さんは現世での境遇が酷かったこと。
異世界で英雄を欲していることからあなた方が転生者として選ばれた事を説明を受けた。
でも死ぬ直前にこちらに来たから転移者となるのかな?
なぜ女神さまは舌をだしてるの?と疑問に思う2人だった。
あぁ小説家になろうで読んだ事が現実に起きているんだなぁーと。
ならチート級の力が手に入るのかと考えていたら
女神さまは「あなた方の望む物を与えましょう」
きたぁ僕は「僕の名前に相応しい、誰でも護れる英雄に相応しい力と装備が欲しい」
女神さまは考えていた。「わかりました。最初からチート級の力は誰もありません。しかし成長をした時貴方は誰にも負けない力と精神力、魔力を手に入れられるでしょう。また装備についても貴方の成長と共に強くなるでしょう」
佳音は「どんなに傷ついた者でも癒し生き返らせる力が欲しい。そして私の盾であり武器となる人をつれていきたい。そして何でも爆発させ攻撃できる呪文がほしい。」
僕はドラ○エのような賢者を目指しているのかと思っていた。ザオリクやイオナズンの魔法を・・・
女神さまは佳音の言葉から心を感じ取り盾であり剣である三人を召喚した。
僕はその人物を見て愕然とした。
その三人は、加湯 護 三闘 剣 真堂 爆
そう、この三人こそ佳音をイジメていた張本人たちだ。
三人は佳音を見つけ「なんだ生きていたのか」と殴りかかった。
女神さまは三人の体を停止させ、三人に語り始めた。
あなた方は佳音さんの従者です。その身を佳音のために尽くしなさい。
貴方方は佳音を護る以外に3メートル以内に入る事は出来ません。
入るとどうなるかは試してみなさい。
剣は「ふざけるな」と佳音に殴りかかり、3メートル以内に入ろうとした時、見えない壁に阻まれ近づくことすら出来なかった。
指示には逆らえないため戦闘にはしょうがないとの事だ。
女神さまは5人を召喚した。
ここが僕たちのこれから生きる場所か…
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