あとがき
どうも、こんちには、こんばんは、東雲葵です。
拙作の「Re:陰キャと陽キャの派閥闘争が始まったとき、陰キャなボクに陽キャの彼女ができました。」をお読みいただき、ありがとうございました!
本作は、カクヨムでのある意味デビュー作のようなものでした。
本当は異世界転生ものを書き始めたんだけど、私自身、拙すぎる文章とその設定のショボさから全然読んでいただけなくて、苦虫を嚙み潰したような気持ちでいました。(現在、その作品は非公開にしています)
その時に、「あ、ラブコメ書いてみたいかも……。あんまり読んだことないけど……」という感じで本当に無設定のまま、陽キャな美少女と陰キャな少年が付き合ったらどうなるんだろう。しかも、そのときにクラスが陽キャと陰キャの対立があったら、一緒にラブラブできない期間が出来たら、どんな化学反応を示すんだろう! と興味が湧いてきて、後付けでどんどんコテコテにしていったのが、本作の始まりでした。
結果としては、ボクの中では、楽しめました。(読者の皆さんはどうだったんだろう)
普段から彼女思いな彼の行動に陽キャな彼女はキュンキュン♡と心が動かされて、さらに好きを深めるし、お互いがのめり込んでいって、お部屋デートなどを始めるあたりなんか本当に初心な可愛らしさを感じつつ書いていました。
ただ、ずっと闘争ばかりというのもあれだったので、発端ともなった人物が解決を行い、そして付き合い始める。
昨日の敵は今日の恋人、なんて言葉はないけど、そんな面白味のある作品に仕上げることが出来ました。
実は高校2年の一年間は書き上げたかったのですが、何だか、違うなぁ~違うなぁ~と思っている間に、クリスマスイブにカクヨムの公式から作品BANを食らい、ついに公開停止になりました。修正したけど、ダメの連続で正直困りましたね。
そこで、私自身をフォローしていただけている方から、続きが読みたい。最後まで終わらせてほしいとコメントをいただき、リメイク版を出すことになりました。
そして、ついにそのリメイク版も終えることが出来ました。
6月から連載を始めたので、リメイク作業も含めると、9か月(内、1カ月半はリメイクでしたね)、毎日連載し続けました。
本当に清水隼と神代遊里の二人には感謝したいです。
大舞台でとてもたくさんの動きをしてくれて、そして、最高の演出をしてくれたのだから。
外伝の様な感じで短編でまた書けたら楽しいかもしれないけれど、いったんはこの子たちのストーリーは終了です。
この二人には本当に不幸なんて似合わなかった。時々暗い話を書いたこともあったけど、本当に申し訳なかった。
いつでも笑顔が似合う二人だったから、書いていても楽しかったのかもしれません。
そんな夢みたいな時間を共有できたことをここに感謝いたします。
長い間、お付き合いしていただき、ありがとうございました。
自身、他にも作品がありますので、もしよろしければ、そちらもお読みいただければと思います。
さあ、次はどんなジャンルを書こうかな。ラブコメがいいかな……。いや、たまにはホラーも面白いかな……、初めてだし。
最後にお読みいただいた皆様、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。
以下、私の作品を並べておきます!
■清楚な転校生はちょっぴりエッチなホームレスメイド
https://kakuyomu.jp/works/16816700428571385597
普段は清楚な高校生だけど、ボクの前ではちょいエロメイド…て、何故!?
ボクの名前は、藤井寺彰(ふじいでら あきら)。
「社交性を身につけよ」ということで、通っている私立国芸館高等学校に新しい転校生がやってきた。
その子、
しかし、かなり複雑な理由があって、ボクの家に住むことになったホームレス転校生だった。
「キング・オブ・清楚」といえる彼女であったが、一緒に住まわせてもらうためにボクの身の回りをお世話させてもらうと切願してきた彼女を無碍にすることもできず、ボクのメイドとして働くこととなった。
と、いうものの彼女はメイド服に腕を通すと人格が変わるという特殊性癖(?)の持ち主であったのだ!
■有名陰陽師の末裔の俺が学校の怪談に対峙した時、メチャヤバ女子と運命的な出会いをしました。(完結)
https://kakuyomu.jp/works/16816927859373348476
俺、安倍武彦はその名前から理解して欲しいが、かの有名な陰陽師の末裔だ。
そんな俺が通う、四ツ谷学園高校の理事長からひとつの依頼を受けた。
それは旧校舎にの3階に住まうトイレの花子さんの排除をしてほしい、と。
夜な夜なすすりながら泣き呻くような声がする3階の女子トイレに俺は向かう——。
学校の怪談のひとつの「トイレの花子さん」に挑む若手陰陽師が最終的に見たものは——!?
■月見堂の女狐様とボクはイケナイ関係♡(完結)
https://kakuyomu.jp/works/16816452220903691897
ボクは、御手洗雄一。地元の公立高校に通う高校1年生。
最近のお気に入りなのが、標高634mの八伏山(はちぶせやま)の頂上にある稲荷大社だ。
もともとは神主もいたようだが、近年、担当していた神主が亡くなられたようで、誰も管理がなされていない…。
この管理をボクが勝手にやるようになっていた。
お社の清掃、周辺の草抜き、榊の奉納やらお供え物など、多岐にわたる。
ある日、ボクはいつものようにお社の清掃に来ていたら、突如の知らない美少女がボクの前に現れた……。
目の前には巫女装束を着た同い年くらいの女の子がボクの枕元に正座して覗き込んでいた…。
彼女はボクに向かって、こう言った。
「これから妾は、お主の『限定カノジョ』じゃ!」
ボクと月見堂の女狐様のイケない関係がここから始まる――。
■年末年始の小さな恋のうた(完結)
https://kakuyomu.jp/works/16816700429099483017
「赤いきつね」と「緑のたぬき」―――。
それぞれに美味しさがあって、それぞれに良さがある。
だからこそ、惹かれ合う存在だったんだと思う。
これって恋愛と一緒だと思う。
これは、そんなどこにでもいる大学生の「赤いきつね」と「緑のたぬき」のような関係。
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