第7話

キンタマの鐘が豊穣の時を告げ、夜の帳を下ろす。


今日は舞踏会。アマゾナイトの絨毯、珊瑚のシャンデリア。ほわりと光るホタルイカに迎えられ、わたくしたちは七色の大広間へ。


どらまちっく・まりんぱわ〜!


バルコニーではチンポガニたちがワインをくゆらす。遥か海底、明けない夜の宴が始まる。


チンポガニさん、ごきげんよう。今日も逞しいチンポが素晴らしいわ。Kissしてもいいかしら?Chu♡。あら?シワシワキンタマウミウシさんありがとう。今日のキンタマ、シワシワ具合が素晴らしいわ。ちょうどいい寒さですものね。キンタマが漂う姿、とってもキュートだわ。え...?もう、スカトロアオカンビチグソウニさん!ご冗談はおよしになって。わたくし、まだ前からウンチは出ませんわ。


キンタマの鐘が鳴る。海流の楽団に踊る夜光虫たち。踊るのは楽しい。陸のことなんて、みぃんな忘れてしまいしょう。


チンポチンポ。猛々しいチンポ。

チンポチンポ。チンチンと踊りましょう。

チンポチンポ。南の海へは行っていけない。

チンポチンポ。キンタマの鐘が鳴る。


まじかる・お〜しゃんどり〜む!


威勢のいい船が、またやってきたわ。...ふふふ、チンポね。知らなかったわ。お船って、下から見るとチンポなのね。Kissしてあげましょうか。あら、チンポガニさん。見に行かれるの?私もご一緒してもよろしいかしら。


うーっ、チンポチンポ。

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