遠距離恋愛中の日常

ちゃむ

第1話-馴れ初め-

 私たち2人が出会ったところは同じ学校でもなく家の近くのカフェでもない。周りの人たちは「やめておいた方がいい」などと反対する。なぜならネット恋愛だから。それも遠距離恋愛。反対意見の多いネット恋愛。でも、みんなに反対されたとしても私は離れないし離れられないだろう。なぜなら運命だと思っているから。この発言は多くの批判を受け、多くの人に笑われるかもしれない。批判を受けると、すぐに凹む彼に対して私は何かと凹みずらい真反対の性格がくっついたカップルだ。

 さて本題に入ろうかな。彼の話によると、ある黒いアイコンのアプリのおすすめ欄に私が友達と撮った動画が流れてきて横にスライドすると出てくるプロフィールに張り付けてあったリンクに飛んできてくれたのがきっかけらしい。嬉しい限りだよ、ほんとに。こんなに小さなことがきっかけで付き合うなんて正直考えていなかったから自分でもびっくりしている。

 1番最初にメッセージが来た時は誰かと思ったし、女子校に通っていた私とは一生無縁だと思っていた男の子からのメッセージだった。「動画を見て連絡しました。」と言われて正直めちゃくちゃ嬉しかったのを今でも覚えている。私は元々人見知りをしない方だったから彼とは時間もかからず、すぐに仲良くなった。私は恋愛経験が人よりも多いにもかかわらず彼からのもうアプローチにも全く気付くことができなかった。彼から「好きです」と言われ私は「少し待ってほしい」と言った。なぜなら少し前に別れたばかりでしかも振られてしまっていてまだ未練があったから。未練があるまま新しい彼と付き合うのは最低すぎると思ったからでもある。

ー省略ー

 付き合ったのは10月、初めて喋ったのも10月でとても速い恋愛をしているんじゃないかと思う。話してからすぐに付き合った割には今も交際が続いているので結構すごいことなんじゃないかなと思う。

 次の話からは日付ごとにあった出来事を書いていこうかなと思っているので是非途中から読むでもいいので読んでくださると嬉しいです!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る