考察系小説募集の企画にご参加いただきありがとうございました。

ちょっと寝ぼけたことを言うかもしれませんが、インスタやツイッターで「いいね」をもらうために現実を偽る人の話（フィクションか事実を脚色かは知りませんが）を思い出しました。
嘘のために現実を上塗りし、それを突き通すためにさらに塗り重ね……その果てに辿り着いた呪いのようなものが、この主人公の遭遇したループなのかな、と。
うまく言葉にできませんが。

嘘を重ねて苦しくなった状況を脱するには、嘘を嘘と認めること。
そうして重い荷を下ろすと、なんでもない日常がちょっとは良いものに見えてくる。
なんとなく嘘つきさんのための教訓話のように思えました。

ありがとうございました。